炊飯器調理は危険!?故障や保温調理での食中毒を防ぐ安全な使い方とは?おすすめ調理機能付き炊飯器もご紹介

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生活

ご飯を炊くのに使われる炊飯器ですが、ケーキや煮込み料理ができる、調理機能が付いた炊飯器もありますよね。

炊飯器を使った料理レシピも本やネットでよく見かけます。

炊飯器のスイッチをポンっと押せばほったらかしで調理ができる、忙しい主婦(夫)の味方!

しかし、使い方に気を付けないと危険が潜んでいることをご存じですか!?

多くのメーカーでは、調理機能が付いていない炊飯器で、ご飯を炊く以外の調理をすることを禁じています。

炊飯器が壊れて事故につながる危険や、保温調理で食中毒の危険があるからです。

では、なぜ炊飯器で調理をすることが危険といわれるのでしょうか。

今回は炊飯器の危険な調理と安全に調理する方法をご紹介します!!

炊飯器の調理が危険なのはなぜ?事故や故障の原因とは

炊飯器で簡単!という料理レシピもよく見かけますし、人気ですよね。

調理機能が付いた炊飯器で調理をするのは問題ありません。

しかし、調理機能が付いていない炊飯器で調理をすると、

  • 事故
  • 故障
  • 食中毒

の危険があります。

順番に詳しく見ていきましょう!

事故

葉物野菜やポリ袋を使った料理で実際に爆発事故が起きています。

加熱中に、葉物野菜やポリ袋が炊飯器の蒸気孔に張り付いて、蒸気の出口を塞いでしまい爆発!!

炊飯器が爆発するなんて想像できませんが、中の熱いものが飛び散って危険ですね。

他におでんなど練り物製品や豆類は水分を含むと膨張しやすく、蒸気の出口を塞いでしまう可能性があり、危険です。

故障

炊飯の時は少しずつ温度が上がって最後は100度を超える炊飯器。

急激に100度まで上がると炊飯器の温度を調整する機能が壊れる可能性が!!

特に、多くの油を使う料理や、片栗粉などでとろみをつけた調理は中の温度が急に上がってしまうので、故障のリスクがあります。

そして内釜が焦げたり、傷んでしまう事になるのです。

また蒸気の出口の部分や蓋を使ったままにしておくと汚れが付いていて蒸気が出なくなり事故や故障の原因になります。

食中毒

炊飯器には保温機能がついていますよね。

特にサラダチキンやローストビーフは、高温で火を通すと肉がパサパサになってしまうので、保温機能で低温調理ができる炊飯器は便利ですよね。

この保温機能を使った低温調理や煮込み料理のレシピも溢れていますが、食中毒の危険があります。

低温調理で食中毒の危険をなくすには、肉の中心温度が、

  • 63℃で30分以上
  • 70℃で3分以上
  • 75℃で1分以上

で加熱する必要があります。

「肉の中心温度」がこの温度を保ってないといけないので、温度管理をしっかりとしないと、食中毒の危険があるのです。

炊飯器の保温状態での温度はだいたい60℃~70℃。

この温度で低温調理はできますが、温度管理が必要なのですね。

炊飯器調理はルールを守れば大丈夫!!

こんなに危険があるのに本当に炊飯器は調理に使えるの?!と不安に思われているかもしれません。

でも安心してください!!

ルールを守れば家にある炊飯器を使ってご飯を炊く以外にも使えるのです。

取り扱い説明書を確認!

まずは基本的なことになりますが、取り扱い説明書を読みましょう。

ほとんどの炊飯器はボタン1つでご飯が炊けてしまうので、取り扱い説明書を読まない方もいらっしゃるかもしれませんね。

今使っている炊飯器で調理をするなら1度取り扱い説明書に目を通した方が安心です。

なぜかというと炊飯器には調理ができる炊飯器とできない炊飯器があるからです。

炊飯器は調理機能付きが安心!

炊飯器で調理もしたいと考えているなら、調理モード付きの炊飯器を選びましょう。

調理モードというのは、調理に合った温度設定や圧力を自動的に調整してくれる機能です。

この機能がついている炊飯器なら安心して調理ができますね。

ただ取り扱い説明書に書かれている材料や調味料の分量は守るようにしましょう。

分量を多くしてしまうと、蒸気孔をふさいだり、溢れてしまう危険があります。

また食材の中まで火が通らずに食中毒になってしまう可能性があるからです。

反対に材料が少なすぎても焦げ付きやうち釜を痛める原因になってしまうので注意したいですね。

このポイントを守って簡単、便利に炊飯器で調理しましょう!!

炊飯器調理が簡単にできる!調理機能付き炊飯器5選

あらかじめ調理機能が付いた炊飯器なら簡単に炊飯器調理ができますね。

おすすめの調理機能付き炊飯器をご紹介します!

低温調理もおまかせ!アイリスオーヤマ 炊飯器 5.5合 IH式

低温調理機能付きなので、温度管理が必要なローストビーフやサラダチキンも食中毒の心配なく作れるのが嬉しい!

銘柄炊き機能や、ヘルシーメニュー、パン・ケーキ機能などメニューも充実しています。

色は5色展開でデザインもかわいいので、インテリアに合わせて選んでもいいですね♪

多彩な調理機能!パナソニック 炊飯器 5合 圧力IH コンパクトサイズ 

コンパクトで置き場所を選ばないシンプルデザイン。

調理機能も充実していて、しっとりサラダチキンもほろほろの角煮も、コースを選んでボタン一つで簡単!

65個のレシピをアプリからいつでも見ることができるので、料理の幅が広がりますね♪

糖質カットもできる!Clarity 糖質カット 炊飯器 マルチクッカー 多機能

低糖質のごはんも炊ける調理機能付き炊飯器。

糖質制限が必要な方やダイエットしたい方におすすめです。

調理モードも多彩で、煮込み、スチーム、揚げ物、無水調理、ケーキ、発酵など12種類!

ヨーグルトや納豆が作れる発酵モードは、健康志向な方にうれしい機能ですね♪

ご飯もおいしい!炊飯器 タイガー魔法瓶(TIGER) 5.5合 圧力IH 

土鍋で炊いたようなおいしいご飯が炊ける、おいしくご飯を炊くことに特化した炊飯器。

しかしながら調理機能も充実していて、クイック調理で煮物、スロー調理でシチュー、無水調理モードでカレーなどができます。

調理もできてご飯もおいしく炊ける炊飯器がいい!という方におすすめです。

同時調理ができる!タイガー魔法瓶 炊飯器 5.5合 IH 土鍋コーティング 

クッキングプレートを使えば、ご飯とおかずの同時調理ができる優れもの。

炊飯器の同時調理は料理のにおい移りが気になりますが、気にせずに調理できますね。

同時に出来立てを食べられるのもメリットです♪

安全な使い方で簡単便利な炊飯器調理レシピ!

取り扱い説明書を読んだらいよいよ調理を始めましょう。

いくつかの注意点に気を付ければ簡単に美味しいおかずやデザートが作れますよ!!

ではさっそくご紹介します。

炊き込みご飯モード

炊き込みご飯モードは炊き込みご飯だけではなく、作れるレパートリーも広いですよ♪

チャーハン

チャーハンを炊き込みご飯のように炊飯器で炊いてしまうレシピです。

我が家の材料は、ちょっと変わっているかもしれません。

具は焼豚とネギ、卵、そしてカニかまぼこ。

焼豚だけでもいい味は出るのですが、カニかまぼこを入れるとまたいいだしが出るのです。

カニかまぼこの代わりにちくわを刻んで入れてもおいしいですよ。

調味料はお好みで、中華だしや鶏がらスープの素、オイスターソースでも構いません。

それに塩、コショウ、醬油はお好みで。

研いだお米に調味料を入れて、いつもの目盛りより少し少なめの水を入れます。

いつもの水の分量だと具材から水分が出てお米が柔らかくなってしまうので、少し少なめにしています。

お好みですが少し硬めのほうがチャーハンらしく感じます。

米、水、調味料を入れまぜ、その上に卵以外の具材をのせてスイッチを押すだけ!!

簡単ですよね!!

炊き上がったら溶き卵を回し入れてそのまま保温。

卵が固まってきたら全体を混ぜます。

ただこの時気を付けていただきたいことは、5合炊きの炊飯器の場合はお米は3合までにした方が扱いやすいです。

5合プラス具材だと炊き上がりがうち釜のギリギリまで膨らんでしまって混ぜられません。

また事故でお話ししたように蒸気の出口を具材でふさいでしまうと危険なので気を付けてくださいね。

トマトとチキンのカレーピラフ

こちらも材料を入れるだけのレシピです。

トマトの缶詰めとカレー粉をまぶした手羽元、お好きなキノコを入れてコンソメのキューブ、塩、コショウを入れてスイッチを押すだけ。

この場合はトマト缶の汁が入るのでお米を入れたらトマト缶を入れて分量の水より少なめの水を入れます。

手羽元についたカレー粉がご飯全体に混ざって黄色くなり、トマトの赤が混ざるときれいな彩りになります。

プレーンケーキ

ホットケーキミックスを使った簡単ケーキです。

材料はホットケーキミックス、卵、牛乳、マーガリン、砂糖。

お好みでチョコチップやつぶしたバナナなどを混ぜるのもおすすめです。

この時のポイントは、うち釜にサラダ油を塗ることです。

サラダ油を塗ると焦げ付きをおさえて、取り出しやすくできます。

次に混ぜた材料をうち釜に入れて、トントンと釜をもって空気抜きしてください。

あとは炊飯器にうち釜をセットしてスイッチを押すだけ。

炊飯が終わったら竹串や菜箸などで中心部分をさしてみましょう。

先端にドロッとした液が付いてこなければ出来上がり。

万が一、ドロッとした液が付いてきたらもう1度炊飯してください。

出来上がったケーキは炊飯器から取り出して、粗熱が取れるまでうち釜に入れたままにしておいてください。

取り出すときにきれいに出せますよ。

調理モード

次は調理機能を使ったレパートリーです。

この機能はご飯を炊く以外に調理ができるように作られたものです。

材料を入れてたあとは自動で温度や圧量を調整してくれます。

このモードがあればもはやオーブンもいらないのではと思ってしまいます。

ではどのようなものが作れるのか見ていきましょう。

パン

レシピに書かれている分量のパン生地の材料をうち釜に入れます。

発酵もしてくれるので、ボタン1つでふわふわのパンが短い時間で焼けます。

忙しい朝でも焼き立てのパンが食べられます!!

オーブンを使ってパンを焼くとなるとこうはいきません。

もちろん本格的なパンを作るのなら別ですが、日常食べるパンでしたら炊飯器パンで十分かと思います。

蒸し料理

付属されている蒸し料理用の容器を使います。

うち釜に水と材料の入った容器を入れてボタンを押すだけで出来上がります。

シュウマイや蒸し鶏、蒸しパンなどが代表的なメニューです。

このほかに焼き芋なんていうものもできちゃうんですよ!

焼き芋は炊飯器で蒸した後、トースターで表面を焼いたら出来上がりです。

お家で焼き立てが食べられますよ。

煮込み料理

ガスで調理をするときは弱火で時間をかけてコトコト煮ないとできませんでした。

もちろん火を使っているのでそばを離れることはできません。

でも炊飯器を使えば短い時間で調理ができて、電気なのでそばにいる必要もなく他の家事をすることもできます。

出来上がりのブザーが鳴ってふたを開けたら肉じゃがやポトフなどがすぐに食べられます!

低温調理

低温調理は保温機能とは別の機能になります。

普段、炊飯したご飯を保温している温度は約60度~75度になるので低温調理には少し温度が高くなります。

この機能はうち釜の底の方から温めるので均一に熱がいきわたりません。

反対に低温調理機能はメーカーによっても変わりますが約60度~65度の温度を一定に保つように作られています。

低温調理で代表的な料理にローストビーフがありますね。

高温だとお肉の食感がパサパサになったり、低温すぎると熱殺菌ができずに食中毒になってしまう可能性があります。

取り扱い説明書をよく読んで、分量などを確認してから調理すると安心して食べられますね。

まとめ

  • 炊飯器調理をするときは危険な事故にならないように気を付けましょう
  • 炊飯器の特徴を知って危険な調理は避けましょう
  • 蒸気の出口が詰まると危険!こまめに洗いましょう
  • 炊飯器の取り扱い説明書を読んでから調理しましょう
  • 炊飯器の機能を上手に使って時短調理しちゃいましょう

炊飯器で調理をすることは危険なこともありますが、使い方や作り方がわかれば安全に調理できます。

まずは取り扱い説明書を読んで、今使っている炊飯器の機能を知りましょう。

また新しく購入を考えている方は。メーカーによっていろいろな調理機能が付いているので、使いたい機能が付いている炊飯器を選ぶといいですね。

炊飯器を安全に使って毎日の食事を簡単においしく作りましょう!!

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