おかずを作り終えていざご飯を食べよう!という時にお米を炊くのを忘れてご飯がない…。
これからお米を炊くのは面倒くさい…。
このようなことはありませんか?
こんな時に便利なのがサトウのごはんです!
私もお米を炊き忘れて、何度もサトウのごはんのお世話になっています。
この便利なサトウのごはんですが、加熱さえすればレンチンせずに、そのまま雑炊やチャーハンにできるのです!
そのまま雑炊などが作れることから、キャンプのお供としての人気も上がりつつあり、また災害時の非常食にもなりますよ。
では、温めずにそのまま食べちゃえ!と食べてしまったら?ただの冷ごはん?それとも健康に悪い?と気になるところ。
そこで、サトウのごはんをレンチンせずにそのまま雑炊やチャーハンにする方法や、そのまま食べてしまったら?の疑問にお答えしていきます!!
サトウのごはんをそのまま雑炊に!ただし加熱なしはNG

サトウのごはんは、そのままでなければ必ずしもレンジで加熱する必要はなく、加熱さえできれば食べられます。
ですので、サトウのごはんを雑炊に使う場合には電子レンジ等で加熱する必要がなく、そのまま食べることができます。
しかし、サトウのごはんを加熱しないでそのまま食べることは出来ません。
サトウのごはんを製造している、サトウ食品の公式ホームページにも明記されています。
加熱せずに食べることができますか?
必ず電子レンジで加熱調理してお召し上がりください。
それでは、なぜそのままだと食べられないのでしょうか?
そのまま食べる場合と雑炊などに使う場合の違いは何でしょうか?
サトウのごはんをそのまま雑炊にする方法と、そのまま食べてはいけない理由について、解説します!
そのまま雑炊にする方法
雑炊にするには、事前にレンジ等で温めずに調理することができます。
そのまま調理すると、少しかための仕上がりにはなりますが、パサパサのごはんになることもなく雑炊が楽しめます。
かための雑炊になったとしても、中の具材次第でおいしく仕上げることもできますよ。
ささみやツナとトマト、焼鳥缶などは、固めのご飯でも合うので雑炊の具としてオススメです。
ただ、温めないそのままの状態だとやわらかくねっとりした粘りのある触感のご飯にはなりません。
固めのごはんが好きな方にはそのままで調理するのがオススメです。
雑炊特有の柔らかさが好きな方は、調理前にサトウのごはんをレンジ等で温めるひと手間を加えてから雑炊にするとやわらかいご飯の仕上がりになりますよ。
加熱せずに食べると消化不良に
サトウのごはんをそのまま食べてしまうと消化に悪いので、そのまま加熱なしで食べられません。
ご飯は、主にデンプンという物質から出来ています。デンプンは、調理方法によって状態が変化していきます。
生米の状態では、デンプンはβデンプンという人が消化、吸収できない物質になっています。
そこで、生米を炊いてご飯にすることで、消化しやすい状態のデンプン(αデンプン)にします。
しかし長い間放置すると、このデンプンは徐々に生米の状態のデンプンと似た性質のデンプン(老化デンプン)となり、消化できなくなってしまいます。
この老化デンプンは、加熱することで消化しやすい状態のαデンプンに戻すことができます。
サトウのごはんは、この老化デンプンを蓄えた状態で保存されています。
ですので、加熱しないでそのまま食べると消化しにくくなってしまうというわけです。
実際、加熱せずにそのまま食べて、下痢を起こしてしまった人もいるようなので注意しましょう。
老化デンプンは身体に大きな害がある成分ではないので、加熱せずにそのまま食べても大きく体調を崩すことはありません。
しかし、加熱しないとカチカチ、パサパサの状態なのでおいしくありません。
実は、私も加熱しないそのままの状態でサトウのごはんを食べたことがあります。
ご飯を食べているというよりお米をそのまま食べているという感覚の方が近かったです…。
どうせ食べるならおいしく安全にいただくためにも、加熱してから食べるようにしましょう。
サトウのごはんをそのまま炒めてパラパラチャーハンに

サトウのごはんは加熱しさえすれば、そのまま調理できるということでしたが、そのまま炒めて調理することもできます!
お米は炊き上がるまでに時間がかかるので、時間がない時に便利ですね。
サトウのごはんはそのままだとカチコチですよね。このカチコチ状態を活用してパラパラのチャーハンを作ることができます。
チャーハンって、べちゃっとしてしまうとあー失敗した!となりませんか?
サトウのごはんは、そのままだとあまり水分が入っていないので、パラパラに仕上がります。
そのほか、具材のうま味をしっかり吸収してくれるので、お米に味が染みておいしくなりますよ。
チャーハンのほか、オムライスやパエリアなんかにも使えますね!!
サトウのごはんをそのまま災害時やキャンプに活用!!

サトウのごはんのパックにも記載がありますが、レンジのほかにもそのまま湯煎で温めることも可能です。
レンジがない時でもお湯さえ沸かせれば、いつでもほくほくの温かいサトウのごはんが食べられます。
ですので、キャンプのお供や、災害時にも大活躍です。
鍋と水とカセットコンロがあればそのまま湯煎で温められ、プラスレトルト食品があれば食べるものに困りません。
災害時やキャンプで便利なご飯のひとつにアルファ米もありますが、サトウのごはんはコンビニやスーパーで簡単に手にはいりますし、値段もお手頃。
災害用の備蓄として備えておくのもおすすめです。
キャンプではサトウのごはんをそのまま炒めたり、煮込んだりして、手軽にキャンプ飯を堪能できますね!
まとめ

- サトウのごはんを加熱せずにそのまま食べることはできないが、熱を通せばよいので、電子レンジ以外にも湯煎や、そのまま調理することで食べられるようになる。
- 加熱しないと消化に悪く、健康に悪い成分が入っているわけではないが、最悪下痢を起こすこともある
- サトウのごはんをそのまま使うには雑炊がオススメ!
- 温めずに雑炊を作ると固めに、温めてから作るとやわらかめの雑炊になる
- サトウのごはんをそのまま炒めるとパラパラチャーハンになる
- サトウのごはんは災害時の備蓄や、キャンプにも大活躍
サトウのごはんは、ご飯を炊き忘れた、というときにも手早くおいしいご飯が食べられてとても便利ですよね。
しかし、誤った食べ方をしてしまうとおなかを壊してしまったり、本来のおいしさを感じることが出来なかったりします。
ただ、加熱さえすればほくほくでおいしいご飯がカンタンに食べられます。
ご飯を炊かないで済むのでその時間をおかずづくりに当てることが出来ますし、なにより時短にもなります。
正しい食べ方を守って、おいしく安全にいただきたいですね!

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