おでんを圧力鍋で作る時には入れてはいけないものがある!注意点や下処理の方法とは?

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生活

寒くなってくると食べたくなるのが、アツアツおでん!

でも、おでんは煮込時間が長いので、作るのが大変そう。

そんな時に便利なのが、圧力鍋です!

家でおでんを作る時に、圧力鍋を使うと、調理時間も短く美味しくできますよ!

おでんを圧力鍋で作る時に、入れてはいけないものがあることをご存じですか?

実はじゃがいもや練り物などは、最初から圧力鍋に入れて煮てはいけないのです!

下記にて、おでんを作る時に圧力鍋に入れてはいけないもの、卵や牛すじ、大根や蒟蒻の下処理の方法、白だしで作る時の分量などをまとめました。

先に入れてはいけないものがあるとは知らず、今までまとめて一緒に入れていたという方、必見です!

おでんを圧力鍋で作る時に入れてはいけないもの

おでんを圧力鍋で作る時には、加圧する時に一緒に入れてはいけないものがあります。

それはズバリ、じゃがいも、そして、ちくわやはんぺんなどの練りものです!

じゃがいもは、圧力鍋で加圧すると、柔らかくなりすぎて煮崩れしてしまい、練り物は膨らみ過ぎてしまうのです。

せっかく作るなら、美味しいおでんを食べたいですよね!

おでんを圧力鍋で作る時は、先に入れてはいけないものがあることに注意して作ってくださいね!

じゃがいもや練り物などの先に入れてはいけないもの、下ごしらえの方法をまとめました!

おでんを圧力鍋で作る時に先に入れてはいけないもの①じゃがいも

じゃがいもは、加圧すると、柔らかくなりすぎて煮崩れしてしまいます。

また、じゃがいもが煮崩れすると、おでんのだし汁も白く濁ってしまいます。

ホクホクしたじゃがいもの食感も失ってしまうので、じゃがいもは加圧調理が終わった後にお鍋にいれましょう。

下ごしらえとして、先に電子レンジで熱を加え、竹串が通るくらいに柔らかくしておくと煮込み時間も少なくてすみますよ。

じゃがいもの下処理
①皮付きのまま、ラップで包む。
②電子レンジ600Wで5分程度過熱
③熱いので、火傷に注意しながら皮をむく
④一度冷ましてからだし汁にいれると煮崩れしにくい。

※電子レンジでの加熱時間は、じゃがいもの量や大きさによって調整してください

メークイーンは皮が薄く、レンジで加熱した後も簡単に皮がむけるので、おでんを作る時に相性が良いじゃがいもです。

煮崩れしにくい品種なので、おでんに向いています。

また、新ジャガも皮が薄いのでむきやすく、何より旬で美味しいのでおすすめです。

レンジで加熱した後は、じゃがいもを他のおでんの具と一緒におでんのだし汁で煮るのですが、このとき、だし汁を沸騰させないこともポイントです。

下処理したじゃがいもは温める程度でも十分美味しく食べられます。

おでんの圧力調理で入れてはいけないもの②練り物

練り物には、下記の物があげられます。

  • ちくわ
  • ちくわぶ
  • はんぺん
  • ごぼう天
  • さつまあげ

ちくわやはんぺんなどの練り物は、加圧すると膨張しやすくなります。

また、煮込みすぎると旨味を損なうとも言われています。

じゃがいも同様、練り物も加圧調理が終わった後にお鍋に追加しましょう。

さつまあげやごぼう天は、ざるなどにいれて上から熱湯をかけるなど、下処理として油抜きをすると、油臭さが抜けて上品な味に仕上がりますよ!

その他の加圧調理後に入れるのがおすすめの具材

厚揚げやがんもどきなどの大豆加工品も、煮込みすぎるとスができやすくなるので、加圧調理後に入れるのがおすすめです。

また、もち巾着も煮込みすぎると中のお餅が溶けてドロドロになってしまうので、加圧調理後にお鍋に追加しましょう。

厚揚げ・かんもどき・もち巾着、どれも油抜きをすることで美味しく仕上がります!

表面の油分が抜けることで、素材がふっくらとし、味も染み込みやすくなりますよ!

おでんを圧力鍋で作る時にたまごは入れてもOK?

おでんを圧力鍋で作る時に入れてはいけないものをご紹介してきましたが、たまごはどうでしょうか?

たまごは加圧すると爆発しそうなイメージがありませんか?

意外にもたまごは、圧力鍋に入れて調理しても大丈夫な食材です。

下処理として、ゆで卵にしておき、大根やこんにゃくなどと一緒に圧力鍋で煮込みましょう。

ただ、おでんのだし汁で長時間煮込んだ卵は、表面が硬くなり弾力のある食感に仕上がります。

ふんわりとした食感のおでんのたまごがお好みであれば、圧力鍋で加圧調理後に入れてみてくださいね。

おでんを圧力鍋で作る時に大根は下茹でしなくてOK!

おでんを圧力鍋で作る時、大根はとても相性が良い食材です。

大根はおでんに入れる時、通常は下茹でが必要ですが、圧力鍋で作る時は、下茹でを省くことができます。

ちなみに、蒟蒻も下茹でした方が良い食材ですが、蒟蒻の下茹では、柔らかくするというより蒟蒻の臭みや灰汁を取るための下ごしらえです。

おでんを圧力鍋で作る時に入れる際も、蒟蒻は下茹でして臭みや灰汁をとってから調理しましょう。

おでんを圧力鍋でつくる時の大根の下処理のやり方、蒟蒻の下処理のやり方をまとめました。

大根の下処理のやり方

硬い食材の大根は、通常の鍋でおでんを作る場合、お酒や米の砥ぎ汁などを入れて下茹でが必要です。

下茹でしてからおでんのだし汁で煮ないと、柔らかく味の染みた大根になかなか仕上げることができないからです。

しかし、圧力鍋で調理すると、強い加圧のおかげで、下茹でしなくても大根がすぐに柔らかくなるのです!

圧力鍋でおでんを作る時は、下処理として、大根の皮をむいて輪切りにした後、十字や格子状に切り込みを入れておくだけでOKです。

切れ目を入れると、味が染み込みやすくなります。

圧力鍋で調理すると、下茹でなしで、短い時間でも美味しい大根が食べられるので楽ちんで嬉しいです!

ちなみに我が家はおでんが大好きで、冬になると大鍋でたくさん作ります。

具材を継ぎ足しながら3日は食べるのですが、普通のお鍋でおでんを作る時も、圧力鍋で大根の下茹でをします!

圧力鍋で大根をゆでると、短い時間で柔らかくなり、あとから追加しても早く味が染みるのでとっても便利です!

圧力鍋で大根の下茹で
①大根の皮をむき、輪切りにして表面に切り込みを入れる
②圧力鍋に切った大根を入れ、かぶるくらいの水を入れて火をつける。
③高圧になったら弱火にして、1~5分程度加圧して火を止める
④圧力が抜けたら蓋をあけて取り出す

※水の分量や加圧時間は製品によって異なるので、お使いの圧力鍋の分量と加圧時間を確認してください。

蒟蒻の下処理のやり方

蒟蒻の下処理として、まず、隠し包丁をいれます。

格子状でも、斜めでもどちらでもよいです。

表面に切り目をいれることで味が染み込みやすくなります。

そして次に臭みや灰汁をとるために、下茹でする方法と、塩もみする方法がありますが、両方一緒にするレシピもあるようです。

下茹で
①鍋に水を入れ、お湯を沸かす
②沸騰したら蒟蒻をいれ、2分程ゆでたら、ざるにあける

塩もみ
①蒟蒻1枚に対して、塩を小さじ1ほど振りかける
②手でよくも見込み、5分程放置する
③水分が出てきたら流し、水気を切る

蒟蒻は、上記の方法どちらか、または両方で下処理してからおでんのだし汁にいれましょう。

最近は、下茹で不要の蒟蒻もあるようです。

個人的には、茹でなくても熱湯をかけるだけで臭みがとれるように思います。

ですので、時間がない時は蒟蒻をざるに入れて、上から熱湯をザーっとかけて、水気を切る。私はこれだけでもう下処理したことにしています。

個人的には、これでも十分美味しいです!

おでんを圧力鍋で作ると牛すじも柔らかく仕上がる!

おでんを作る時に、牛すじも圧力鍋で煮ると、短い時間で柔らかくなるので最適です!

ただし、牛すじは灰汁と油分がとても多い食材なので、必ず下処理してから煮込みましょう。

牛すじの下処理の方法
①鍋に牛すじを入れ、かぶるくらいのお湯を入れる
②沸騰させて茹でこぼす(軽く茹でてお湯だけ捨てること)
③灰汁ごとざるにあけ、牛すじを軽く水で洗う
④もう一度茹でこぼし、ざるにあけて水で洗う
⑤圧力鍋に牛すじを入れ、かぶるくらいの水とねぎの頭を入れて加圧する。
⑥15分程度加圧したら、おでん用に串にさす

これで下処理完成です。

あとは、おでんのだし汁に入れ、大根など他の具材と一緒に圧力鍋で調理します。

牛すじの下処理はちょっと面倒ですが、圧力鍋で煮ると、短い時間で柔らかくできますよ!

味が染みて、プルプルの美味しいおでんの牛すじが家でも食べられます!

おでんを圧力鍋で作る時は白だしで味付けすると簡単‼

おでんを圧力鍋で作ると、短い時間で美味しく作ることができて便利ですが、さらに時短になる方法をご紹介します。

それは、おでんのだしを白だしで作ること!

通常、おでんのだしを作る時は、昆布と鰹節で一番だしをとったり、みりんやお酒、しょうゆをいれたり、少し手間がかかります。

そして、いろいろ調味料を入れるけど、いつも味が決まらないなんてことはありませんか?

私の実家の母が良く言っていたのが、「おでんはだしの味が決まらないから苦手なのよね~」。

この味が決まらない問題、白だしを使えば、いくつも調味料を加えなくても、一発で味が決まるのです!

白だしとお水の分量は以下の通りです。

☆水   1000㏄
☆白だし 大さじ5

圧力鍋に☆をいれて、具材を入れて、あとは火をつけて加圧するだけ!!

白だしとお水の分量さえしっかり覚えておけば、いつ作っても同じ味に仕上がるので、とっても簡単です!

ただし、白だしは製品によって塩分相当量が違います。

上記の分量は、100mlあたり10.4gの塩分相当量の白だしを使用しています。

作る際は、ご家庭の白だしの塩分相当量が違う場合は、白だしの量を増減して調整してくださいね。

もちろん、白だしにプラスして、みりんや醤油を少し足したり、鶏肉も入れて合わせだしにしてみたり、アレンジしてもOKです。

自分好みの味を見つけて、我が家自慢のおでんの味が、いつでも出せるようになれたら嬉しいですよね!

圧力鍋と白だしで時短おでん、おすすめです!

おでんを圧力鍋で作る時の加圧時間はどのくらい?

おでんを圧力鍋で作る時の加圧時間はどのくらいでしょうか?

圧力鍋の製品の違いや、作る量にもよりますが、概ね1分~10分程度の加圧時間のレシピが多いようです。

短い時間で食材を柔らかくできるので、圧力鍋は本当に便利です。

ただ個人的には、味をしっかり染み込ませるには、加圧した後、一度しっかり冷ますことをおすすめします。

食材は、冷める時に味が染み込んでいくことが多いからです。

圧力鍋で加圧した後、火を止めてそのまま3時間くらい放置すると冷ますことができます。

圧力鍋でおでんの具材を柔らかくして、時間をかけてゆっくり冷ます。

そして、食べる前にまた火を入れて(加圧はしない)、じゃがいもや練り物、大豆加工品を追加。

こうすることで、柔らかく、味が染みた美味しいおでんができますよ。

まとめ

  • おでんを圧力鍋で作る時に、じゃがいもや練り物、大豆加工品は先に入れてはいけない
  • じゃがいもはレンジで温める、さつまあげや厚揚げ、がんもどき、もち巾着は油抜きの下処理をすると美味しくなる
  • たまごは圧力鍋に入れて調理してもOK
  • おでんを圧力鍋で作る時は、大根は下茹でしなくても柔らかくなる
  • こんにゃくは圧力鍋に入れる際も臭みを取るために、下茹でした方が良い。塩もみもOK。
  • 牛すじも圧力鍋で煮ると短時間で柔らかくできる。ただし、必ず茹でこぼしの下処理をすること。
  • おでんを圧力鍋で作る時、白だしを使うとさらに時短になり、味も決まりやすい!
  • おでんを圧力鍋で作る時の加圧時間は、製品にもよるが、1~10分程度。
  • おでんを圧力鍋で作る時は、加圧した後しっかり冷ますことで味が染みる。

冬になると一度は食べたくなる煮込み料理のおでん。

圧力鍋で作ると、短時間で美味しいおでんが作れます!

しかし、おでんを圧力鍋で作る時には、じゃがいもや練り物など、先に入れてはいけないものがあることを知っておきましょう。

煮込みに時間がかかるものは圧力鍋でさっと柔らかくし、圧力鍋に入れてはいけないものは加圧後に入れて、食感や旨味を逃がさない。

この方法で作ると、短時間で美味しいおでんが食べられますよ!

気が付けば、上記で挙げたおでんの具材は全部好きなものばかり。

今日はおでんが食べたくなってきました!!

圧力鍋に入れてはいけないものに注意して、あなたもぜひ、圧力鍋で時短おでんを作ってみてはいかがですか?

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