トロトロにとろけた熱々のチーズを好きな具材にからめて、パクリ。
チーズフォンデュは寒い季節だけでなく、アウトドアでも人気ですよね。
フォンデュ鍋が売っていたり、電子レンジでチーズソースが簡単に作れるセットもあったりと、すっかり身近な存在となりましたね。
パーティー料理のひとつにも挙げられ、華やかな場面にぴったり!
しかし、チーズフォンデュを楽しむためには具材をいろいろ揃えないといけないし、それぞれ下ごしらえがちょっと面倒。
準備する方は大変ですよね。
そんなあなたのために、チーズフォンデュの具材を下ごしらえが簡単な順に、勝手にランキングしてみました。
下ごしらえの方法もご紹介するので、この記事を読めばチーズフォンデュの準備はばっちりですよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
チーズフォンデュの具材下ごしらえが簡単なものランキング

チーズフォンデュの具材は、生で食べられない具材は下ごしらえをして、あらかじめ火を通しておく必要があります。
この「火を通しておく」という作業をしなくてよい具材をランキング上位にしたり、独断と偏見でランキングしました。
1位:パン
2位:ミニトマト
3位:ベーコン
4位:ソーセージ
5位:鶏肉
6位:じゃがいも
7位:ブロッコリー
8位:きのこ
9位:えび
10位:サーモン
下ごしらえの方法も合わせて詳しく解説します!
切るだけ!!パン
堂々の第1位は、パンです。
もともと本場のチーズフォンデュは、時間が経って固くなってしまったパンを柔らかく食べるためのもの。
本場のパンの代表格バゲットやブールなどは、お好みの大きさに切っておくだけ!!
「具材の下ごしらえ」というのがおこがましいほど簡単です。
我が家でも一番人気の具材で、バゲットをまるまる一本用意していても一番最初になくなってしまいます。
いわゆるフランスパンと呼ばれるハードタイプのものだけでなく、普通の食パンやバタロールなども美味しく食べられます。
お好みのパンをフォンデュしましょう。
どんなパンでも美味しいのですが、私が特におすすめするのは、スライスしたパン・ド・カンパーニュです。
ワインにも合う!
軽くトーストしてカリッとさせたパンもおすすめですよ。
ヘタを取るだけ!!ミニトマト
さっと洗ってヘタを取ってお皿に並べるだけのミニトマト!!
色どりもきれいでみんな大好きなミニトマトは、チーズにも合うし、そのまま食べてもいいですね。
ミニトマトのほかにレタスやパプリカなど生野菜は切るだけなので簡単。
サラダとして食べてもいいので、チーズソースのほかにドレッシングも用意しておいて、お好きな方で食べてもらうのもおすすめ♪
さっと焼いて!ベーコンとソーセージ
市販のベーコンとソーセージは加熱処理済みなのでそのまま出せます。
よりおいしく食べるのであれば、フライパンで軽く焼くかボイルしてからフォンデュしましょう。
電子レンジで温めてもOK♪
こんがり焼くのがおすすめ!鶏肉
チーズと相性のいい鶏肉。
ささみや鶏むね肉もいいですが、皮をパリッと焼くとおいしい鶏もも肉がおすすめ!
一口大の食べやすい大きさに切って、塩コショウで下味をつけてフライパンかオーブンで焼きましょう。
焼くのも面倒!という場合は、サラダチキンもおすすめですよ♪
ボイルして!ほくほくじゃがいもとブロッコリー
チーズフォンデュに欠かせない野菜といえばじゃがいもとブロッコリー。
子供も大人も好きな野菜ですよね!
ボイルが面倒であれば、電子レンジでチンしちゃいましょう。
そのほか、冷凍のフライドポテトもおすすめ。
揚げるだけでOKなので下ごしらえが簡単ですね♪
炒めて香りを引き出して!きのこ類
きのこ類はオリーブオイルで炒めておくと、きのこの香りが引き立ってチーズとよく合います。
きのこの種類はエリンギやまいたけがおすすめ。
食感もしっかりしているので食べ応えがありますよ。
シーフードも欠かせない!えびとサーモン
えびは冷凍の小えびを使うと簡単。
解凍してボイルするか、フライパンで焼きましょう。
サーモンは一口大に切って魚焼きグリルで焼けばOK。
えびもサーモンもひと手間掛けるのであれば、塩コショウで下味をつけた後に小麦粉をはたいてオリーブオイルで焼くとよりおいしくなります。
粉をはたいて焼くことで具材の表面に凸凹ができチーズソースが絡みやすくなります。
さらに、オリーブオイルの香りで魚介の生臭さが消え、おいしさが格段にアップしますよ!
チーズフォンデュの具材におすすめ!意外と合う変わり種

え!?こんな具材でも合うの?という変わり種もあると、いつものチーズフォンデュもまた違った楽しみ方ができますね♪
デザートにもなるような変わり種からクセになりそうな変わり種まで、おすすめをご紹介します!
練りものとチーズはベストマッチ!?はんぺん
はんぺんとチーズはお酒のおつまみにもピッタリ!相性抜群です。
オーブントースターで少し焦げ目が付くくらいに焼いてからフォンデュすると、香ばしさが加わってよりおいしくなりますよ♪
同じ練り物のちくわもいいですね!
子供が大好き!ミートボール
チーズフォンデュの具材にはなかなか思い浮かばないかもしれませんが、ミートボールもチーズフォンデュにぴったり。
子供も大好きですし、下ごしらえも簡単!
ただ、ミートボールについているソースがチーズに混ざってしまうのが気になるかも…。
女性が大好き!アボカド
女性から絶大なる人気を集めるアボカド。
アボカド特有のねっとりした食感とチーズがあと引く美味しさです。
アボカドをオーブントースターで軽く焼くと、ねっとり感にホクホク感がプラスされておいしさ倍増!
ワインも進みそうな組み合わせです♪
甘い×しょっぱいがクセになる!?バームクーヘン
甘いバームクーヘンとチーズのしょっぱさがクセになります。
デザート感覚で最後の〆にしてもいいですね。
はちみつをとろりとかけて甘さを足してもおいしいですよ♪
爽やかな酸味とチーズが合う!フルーツ
イチゴやパイナップル、リンゴなどのフルーツもおすすめです。
こってりとした具材に飽きてきたら、少しさっぱりとフルーツをフォンデュしてみては。
デザート感覚で甘さをプラスしたい時は、はちみつや練乳をかけてもいいですよ♪
和風食材でも合う!おもち
おもちは、甘い味付けもしょっぱい味付けも両方合いますし、チーズを絡めるとポンデケージョみたいになっておいしいですよ!
焼きもちで食べる時のように、甘辛い醤油をつけてからチーズをつけるのがおすすめです。
だまされたと思って一度お試しあれ♪
チーズフォンデュの具材や作り方本場スイスでは?

チーズフォンデュのソースは、白ワインやキルシュに数種類のチーズを溶かすのがオリジナルのレシピです。
白味噌を加えてみたり、トマトソースを加えてみたり、チリパウダーやナツメグをほんの少し足してみたり…。
その日の気分や好みによってアレンジできるのもチーズフォンデュの楽しいところ。
またチーズソースを作る代わりに、カマンベールチーズの上側を円状に切り取ってそのまま加熱すれば、あっという間に準備もできます。
そんなチーズフォンデュですが、もとはスイスのフランス語圏や北イタリアあたりの郷土料理であり、家庭料理。
チーズ好きにはたまらない料理ですよね。
日本ではパーティー料理や特別な日のごちそう、というイメージですが、本場スイスでは素朴な家庭料理なのです。
ですので、具材は基本的にはパンのみか、あったとしても茹でたじゃがいもを加える程度です。
貧しい農民が硬くなったパンをチーズに浸して食べやすくする、という知恵から生まれた料理なので素朴でシンプル。
使うチーズは2種類で、「スイスの女王」と呼ばれるグリュイエールチーズと、エメンタールチーズを使用します。
なかなか普通のスーパーではお目にかかれないチーズですが、成城石井やカルディで取り扱いがありました!
本場にこだわりたいあなたは、一度作ってみてはいかがでしょうか。
①鍋ににんにく(1片)の断面をこすりつけて、香りをつける
②グリュイエールチーズ(200g)とエメンタールチーズ(200g)を細かく切って混ぜる
③とろみ付けのコーンスターチ(大1)をチーズに混ぜる
④白ワイン(150ml)を入れて弱火にかける
⑤お好みでナツメグ、ブラックペッパーをプラス
お子さんやお酒が苦手な方は、白ワインの代わりに牛乳を入れましょう。
まとめ

- 火を通さないといけない具材をチーズフォンデュにする場合は、下ごしらえとしてしっかりと火を通しておく必要がある
- 具材の下ごしらえが一番簡単なのは、バケットなどのパン類で、好きな大きさに切っておくだけで良い
- ベーコンやソーセージをチーズフォンデュの具材にすれば、子供も大喜び間違いなし
- 野菜は具材とするだけでなく、サラダとしても食べられるようにしておけば、口直しにもなる
- シーフードを具材にする場合は、下ごしらえとして少量の粉をはたいて焼いておけば、チーズソースが絡みやすくなる
具材の種類を増やせば一気にパーティー仕様になり、豪華に見えるチーズフォンデュ。
下ごしらえに少し手を加える必要のある具材もありますが、簡単な下ごしらえの方法を知れば「豪華なのにすごい!」と喜ばれるメニューになりますね♪
メインにもおつまみにもなって大人から子供まで喜んでくれること間違いなし!
本場のように数種類のチーズをブレンドしないまでも、いろいろなお好みの具材でオリジナルのチーズフォンデュを楽しみましょう。
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