今までお風呂の残り湯を洗濯に使っていました。
お風呂の残り湯をそのまま捨ててしまうのはもったいない!と水道代の節約になるような気がして…。
しかし、本当に洗濯物の汚れが落ちているのか、でもそれより水道代を優先するのか。
どうなんだろう?と思いつつ、残り湯で洗濯をしていました。
そしてしばらくこの節約術をしていましたが、ついに「やめた!」と、ホースも捨ててしまいました。
やめた理由は、節約することのメリットよりストレスが勝ってしまったためです。
ここでは、残り湯で洗濯することで発生するストレスやデメリットとは、どういうものだったのかをご紹介します。
気になる水道代についてもまとめたので、残り湯を洗濯に使うべきかやめた方がいいのか悩んでいるあなたはぜひ参考にしてみてください‼
残り湯を洗濯に使うのをやめた理由5つ

私が残り湯を洗濯に使うのをやめた理由は5つあります。
- 洗浄力が落ちる
- カビ臭くなる
- 時間がかかる
- ホースのお手入れが面倒
- 好きな入浴剤が使えない
順番に詳しくご説明します。
洗浄力が落ちる
お風呂は人の汚れを落とすところ。
そのため残り湯には人の皮脂やタンパク質がいっぱいです…。
夏場は特にこの皮脂やタンパク質をえさにする菌が繁殖しやすく、一晩放置すると雑菌の数が1000倍以上増えるなんてことも…。
この汚れたお湯で洗濯をすれば当然洗浄力は落ちます。

追い炊きすれば問題ないんじゃない?
いいえ、40℃で死滅する菌は少なく、60℃以上じゃないと死滅しません。
ですので、追い炊きしても菌は殺菌されず、お湯は汚れていくのです。
洗濯槽にカビが発生し洗濯物が臭くなる
残り湯の中に存在する皮脂や雑菌で、洗濯槽にカビの生えるスピードが早くなります。
そのため、洗濯機や洗濯した衣服もカビ臭くなってしまうのです。
カビ臭い服で一日過ごすなんて気分が上がらないですよね。
対策として洗濯後はすぐに干す、洗濯機の蓋は開けて乾燥させるなどありますが、カビ臭くなるごとにこまめに掃除するのは大変です…。
洗濯が終わるまで時間がかかる
お湯を引き上げるホースの設置やお湯をポンプでくみ上げるのに時間がかかります。
我が家の洗濯機は終わるまでの時間が表示されるのですが、残り湯を使う時と使わない時とでは、10分も違いました。
朝忙しい時の10分、夜のうちに洗濯を済ませて早く寝たい時の10分は貴重です。
ホースのお手入れが面倒くさい
残り湯を使用する場合、残り湯を引き上げるためのホースが必要です。
このホースの中や先端もお手入れしなければ、カビが生えたりぬめりが発生したりします。
そんな汚いホースの中を通った残り湯を使いたくないですよね…。
残り湯洗濯をやめた一番の理由がこのホースのお手入れです。
ホースの先端部分はつけ置き洗いできましたが、ホースの中まではさすがにつけ置きできず…。
方法はあると思うのですが、そこまでやるのが億劫で結局放置してしまいました。
今は残り湯洗濯をやめてホースも捨てたので笑、ストレスがなくなりました。
好きな入浴剤が制限される
入浴剤を入れた残り湯でも洗浄力にはほとんど影響しません。
しかし、入浴剤ってほとんどのものに色がついてますよね。
入浴剤を入れた残り湯で洗濯すると衣服に色がついてしまうのです。
大切な衣服に色がついてしまったら嫌ですよね…。
色が付いた場合、洗剤や漂白剤を使えば比較的簡単に落ちますが、その都度洗いなおすことを考えると少し億劫です。
残り湯洗濯をやめた今、入浴剤も気にせずにお気に入りのものが使えるようになりました!
残り湯洗濯のメリットは水道代の節約!

デメリットばかり挙げてきましたが残り湯洗濯のメリットとして挙げられるのは
- 水道代の節約
- 節水になり環境にいい
順番に見ていきましょう!
水道代の節約になる
洗濯する回数や使用する水の量にもよりますが、一日に多く洗濯する家庭ほど節約できます。
我が家では月に約800円前後の節約となりました。
一年で計算すると約9600円になるわけです。
住んでいる地域にもよりますが、これは結構大きいですよね…。
私は水道代の節約よりストレスを無くすことを選びましたが、少しでも節約したい!という方にとってはいい方法なのかもしれません。
節水ができて環境にいい
水道水をポンプで川からくみ上げてろ過するのに必要な電力の削減や、貴重な水資源を守ることにつながります。
夏になると日照りが続いて生活用水が足りなくなり、節水が呼び掛けられる、ということもよくありますよね。
もし日本中のすべての家庭で残り湯を洗濯に活用した場合、1年間で中禅寺湖にあたる水量が節水できるのだとか。
残り湯洗濯が地球環境を守ることにもつながるのですね。
残り湯洗濯には除菌効果がある洗剤がおすすめ!

残り湯洗濯にはデメリットも多いですが、せっかくのお湯を無駄にせず洗濯に活用するには、除菌効果のある洗剤を使うのがおすすめです。
おすすめの除菌洗剤を5つご紹介します!
アタック 高浸透リセットパワー
色柄物にも安心して使える酸素系漂白剤入りの洗剤。
汚れや黄ばみを強力分解して、99%除菌でニオイも落とし部屋干しでも気になりません。
スーパーNANOX
抗菌効果のほかに、消臭効果も高く、残り湯洗濯のデメリットを最小限にしてくれます!
見た目すっきりコンパクトなパッケージですが、有効成分がギュッと濃縮された高濃度処方なので一本で66回分使えます。
節水もできるしゴミも減らせて、エコですね。
アタックNeo 抗菌EXパワー
抗菌パワーが高く、ニオイ菌をしっかりとやっつけて抗菌、洗浄してくれます。
防カビ成分配合で洗濯槽のカビ防止や、タオルにつきやすいポツポツ黒カビも防いでくれます。
ブライトSTRONG極 パウダー
洗濯用洗剤と一緒に洗濯機に入れて洗濯するだけで除菌、消臭ができる酸素系漂白剤です。
99.99%除菌、ウイルス除去までしてくれるという優れもの。
スプーン一杯で強力な除菌パワーを発揮してくれます!
部屋干しトップ 除菌EX)
酵素が菌や汚れに働いて部屋干し臭を防ぐ洗剤です。
部屋干し臭の原因は雑菌。
この雑菌を除菌する効果が高いので、残り湯洗濯にもぴったりです。
まとめ

- 残り湯で洗濯をやめた方がいいのは洗浄力が落ち洗濯物がカビ臭くなるから
- 残り湯を洗濯に使用することで洗濯に時間がかかりストレスになる
- 洗濯機のホースが残り湯でカビやぬめりが出てお手入れが面倒
- 入浴剤を入れた残り湯で洗濯すると入浴剤の色が付くため、好きな入浴剤が使えない
- 水道代を少しでも節約したい人は残り湯で洗濯するのはおすすめ
- 家族が多く、洗濯する回数が多い家庭ほど残り湯を洗濯に使うことで節約ができる
- 残り湯で洗濯する時は除菌効果のある洗剤がおすすめ
私みたいなズボラな性格の方には向いてないと断言できます‼
一人暮らしの方や洗濯する回数が少ない人は残り湯を使って洗濯するのはお勧めしないです。
反面、確実に水道代の節約にはなるので、節約をとるか時間や洗浄力をとるか・・・。
あなたに合った方法で、快適にお洗濯ができるといいですね!
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