あなたは、アーモンドミルクについてご存知ですか?
最近では、アーモンドミルクのCMが流れていたり話題になっているので、聞いたことある人も多いと思います。
しかし、アーモンドミルクはなんとなく健康に良い飲み物だ!と感じているけど、そもそもなぜアーモンドミルクが身体に良いのか知らないという人もまた多いと思います。
なぜアーモンドミルクには美肌効果があり、身体にも良いと言われているのでしょうか。
それは、アーモンドミルクには美肌やダイエットに効果的な成分が含まれているからです。
そこで、今回はアーモンドミルクが肌や身体に良い効果をもたらす理由とアーモンドミルクを取り入れやすいレシピをご紹介します!
アーモンドミルクの効果で美肌になりやすい理由とは?

アーモンドミルクを飲むと美肌効果があるということは話題にもなっていたこともあり、有名ですよね。
しかし、なぜアーモンドミルクが肌に良いのでしょうか。
アーモンドミルクがどう作られて、どのような成分が含まれているから美肌効果があるのかを見ていきましょう。
そもそもアーモンドミルクって何でできているの?
まずは、アーモンドミルクとはどういったものなのでしょうか。
アーモンドミルク(英語: almond milk)は、水に浸したアーモンドをミキサーなどで砕き、水を加えてガーゼなどでかすを漉した飲料である。
アーモンドミルク – Wikipedia
上記のように、アーモンドミルクとは水とアーモンドのみで作られているのですね!
見た目がミルクのように白いので、牛乳が含まれていると思っていた人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はアーモンドミルクと水さえあれば作れちゃうので、驚きですよね!
アーモンドミルクに含まれている美肌効果の成分とは?
アーモンドミルクにはアーモンドと水しか含まれていないということが分かったので、つまりアーモンドに美肌効果のある成分が含まれているということですね。
その成分とはいったい何なのでしょうか?
- 脂質
- ビタミンE
- ビタミンB2
ずばりこの3つであると言えます。
美肌効果の成分① 脂質
まず、脂質と聞くと一見脂だから逆にニキビができやすいのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、アーモンドに含まれる脂質はオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸というもので、人間の皮脂にも含まれているものなので、身体に悪影響はありません。
むしろ、水分量を保ってくれる効果がありますので、乾燥で悩んでいる方には効果的です。
美肌効果の成分② ビタミンE
ビタミンEが多く含まれている食べ物の代表例としてあげられるほどビタミンEが多く含まれているアーモンド。
ビタミンEには、身体に良い影響を与える成分を酸化させないようにする働きがあり、血管を健康に保ち、細胞の酸化も防ぐことから、新陳代謝があがり健康的な肌を維持することができます。
ビタミンEの1日の摂取目安量は、約5~6㎎。
アーモンドは20gで6㎎のビタミンEが含まれているので、1日14粒食べると約6㎎のビタミンEが摂取できます。
美肌効果の成分③ ビタミンB2
ビタミンB2は、食べたものを変換して代謝やエネルギー生産に関与する酵素の一部としての働きをします。
また、「発育のビタミン」と呼ばれるほど、発育促進のための重要な役割をしており、肌だけでなく髪や爪などの細胞の再生もしてくれるので、とても大切な成分だといえますね。
牛乳よりもアーモンドミルクを選ぼう!
このように、アーモンドには美肌につながる良い成分が多く含まれていることが分かりました。
しかし、だからといってアーモンドミルクを飲んでおけば美肌になれる!と思ってはいけません。
あくまでも、牛乳よりも肌に良い成分が多く含まれているから、アーモンドミルクを飲んだ方が美肌に繋がるよというだけです。
ですので、どうせ牛乳飲むならアーモンドミルクにしようかなと軽く思うくらいで丁度いいと思います。
ですが、飲みすぎるとかえって過剰摂取になりかねないので、注意しましょう。
1日でどのくらい飲めばいいのかは次で詳しくお話するので、見てみてください。
アーモンドミルクの効果:ダイエットなどの美容効果!

アーモンドミルクは、肌に良いだけでなく、ダイエットなどの美容効果もあるんです。
アーモンドミルクと牛乳のカロリー比較
アーモンドミルク (砂糖不使用) | 牛乳 (普通牛乳) | |
エネルギー (カロリー) | 39kcal | 128kcal |
糖質 | 0.9g | 10.1g |
コレステロール | 0mg | 25mg |
アーモンドミルクは上記のように牛乳と比較すると、圧倒的にカロリーが低いことが明らかですよね!
また、身体に悪影響を及ぼすコレステロール値がゼロに加えて、糖質もごくわずかしかないため、とてもダイエット向きなんです!
ヘルシーなだけではない!美容に効果的な成分が沢山!
アーモンドミルクはヘルシーなことが分かりましたが、実はヘルシーなだけではないのです。
先ほども紹介した脂質、ビタミンE、ビタミンB2の3つの成分はお肌だけではなく、様々な美容効果ももたらします。
アーモンドミルクがもたらす美容効果
- ビタミンEが持つ酸化を防止してくれる抗酸化作用の働きで、シミやしわ、そばかすなどを予防してくれる
- 多く含まれている脂質は不飽和脂肪酸なので、代謝を高めてくれるため、老廃物を外に出すデトックス効果がある
- アーモンドミルクには食物繊維も多く含まれているので、腸内の老廃物を排出する手助けとなり腸内環境を整えてくれる
アーモンドミルクはお肌だけではなく、身体全体にとてもいい効果をもたらしてくれるんです。
アーモンドミルクでダイエットする時の注意点
アーモンドミルクは牛乳と比べると、圧倒的にヘルシーで、ダイエットに効果的な成分が沢山含まれていることが分かりましたね。
なので、普段から牛乳を飲む人は、牛乳の代わりにアーモンドミルクを飲んだ方が身体に良いのです。
しかし、1つ注意しなければいけないことがあります。
それは、先ほども述べたように、飲みすぎてはいけないということです。
アーモンドミルクを飲みすぎてはいけない理由
- カロリーが低いにしても飲みすぎるとやはりカロリーを摂っていることになる
- 含まれている成分を多量に摂取することにもなるため、1日の摂取目安量以上の量を取ってしまう
- アーモンドミルクに多く含まれている食物繊維を沢山摂ることで逆にお腹が緩くなってしまう
このことからも、アーモンドミルクは1日コップ1杯の量を目安に飲んだ方がいいと思います。
また、冷たいのはもちろん、温めても飲めますが、温度が50℃以上にしてしまうと、身体に良い成分が破壊してしまうので、温めすぎには注意してくださいね。
アーモンドミルクの効果:高血圧など病気の予防にも!

アーモンドミルクは、ダイエットに効果的だとわかりましたが、ダイエットなどの美容だけでなく、健康にもいいんです。
アーモンドミルクが健康にも良い理由
- 血流が良くなる働きを持つビタミンEが多く含まれているので、冷え性の改善、動脈硬化の予防など血流が滞ることで起こってしまう症状に効く
- 牛乳と同じようにカルシウムが入っており、またビタミンEはそのカルシウムを効率的に吸収してくれるため、骨粗しょう症の予防、骨の強化につながる
- 脂質の一つである不飽和脂肪酸のオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを下げてくれる効果があるため、心臓病や脳卒中などの予防になる
- アーモンドミルクにはカリウムも含まれており、カリウムは塩分の排出をうながす働きを持ち、塩分調整してくれるので、高血圧の予防につながる
このようにアーモンドミルクには、美容効果だけでなく健康に良い効果もあるんですね。
特に、ビタミンEやオレイン酸、カリウムによって、動脈硬化や心臓病、高血圧などの血液に関わる病気の予防に効果的なのが印象的です。
なので、アーモンドミルクは、健康志向の人だけでなく、健康に気を遣い始めたいと思っている方にも、病気や高血圧などの予防に最適な飲み物なのです。
アーモンドミルクの効果がでて試しやすいレシピ紹介!

では、普段からアーモンドミルクを簡単に摂り入れられるレシピをいくつかご紹介します。
アーモンドミルク自体は砂糖が使われていなければ、甘みのないさっぱりとしたものなので、色々なものに使いやすいと思います。
普段の生活で簡単にアーモンドミルクを摂取できるようになれば、続けることで効果も実感できるのでいいですよね。
毎日飲む牛乳の代わりに
一番無難なのが、毎日飲む牛乳の代わりにアーモンドミルクを飲むということですよね。
しかし、そのままだと甘みがなくさっぱりとした味わいなので、そのままだと飲みにくいなと感じる人は次のやり方をおすすめします。
おすすめのレシピ
- 牛乳と半々で割る
- はちみつなどの甘さを加える
- シナモンなどのスパイスを加えてチャイ風にする
これだとサッとひと手間加えればすぐに完成しますし、おいしくなるので、手軽にアーモンドミルクを摂取できて、続けられやすいですよね。
【レシピ紹介①】スムージーの材料として使う
次に、健康志向の方などで、よくお家でスムージーを作るよという人におすすめなのが、スムージーの材料にアーモンドミルクを入れるということです。
アーモンドミルクのフルーツミックススムージー
材料(1人分)
- アーモンドミルク…200cc
- バナナ…2分の1本(約30g)
- いちご…お好みの量
作り方
すべての材料をミキサーに入れてかくはんする
【レシピ紹介②】アーモンドミルクのバターチキンカレー
次は、ドリンクとしてではなく、料理に混ぜてアーモンドミルクを摂取するという方法です。
アーモンドミルクは牛乳や豆乳より熱による分離がしにくいので、料理に使いやすいんです。
アーモンドミルクのバターチキンカレー
材料(2人分)
- 鶏もも肉…1枚
- かぼちゃ…100g
- 玉ねぎ…1/2個
- (A)すりおろしにんにく・すりおろししょうが…各小さじ1
- (A)ヨーグルト…50g
- オリーブオイル…大さじ1/2
- (B)トマト缶…1/4缶(100g)
- (B)アーモンドミルク(砂糖不使用)…200ml
- カレールウ…2かけ
- バター…15g
- ごはん…2杯
作り方
- 鶏もも肉はひと口大に切り、(A)に漬けてもみこむ。かぼちゃは小さめの5mm厚に、玉ねぎはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎを入れて炒める。しんなりとしてきたら鶏肉とかぼちゃを入れて全体に油がなじむまで炒める。
- (B)を加えて5分ほど煮込み、全体に火が通ってきたらカレールウを入れてとろみがつくまで3~5分煮込む。仕上げにバターを加える。
- ごはんに盛り付け、(3)をかける。
このようにここではカレーのレシピを紹介しましたが、カレー以外の料理でも普段牛乳を使っているクリームパスタやグラタン、お鍋など様々な料理にもアーモンドミルクに代替できます。
アーモンドミルクに変えることで、アーモンドミルクに含まれている美容にも健康にも効果的な成分を摂りつつ、普段のようにおいしい料理が食べられるので、一石二鳥ですよね!
ぜひ、アーモンドミルクを使い続けて、効果を実感してほしいです。
まとめ

- アーモンドミルクは、アーモンドと水だけで作られている
- アーモンドミルクには脂質、ビタミンE、ビタミンB2という美肌効果のある成分が含まれている
- 脂質はニキビ肌の原因にはならない、身体に良い不飽和脂肪酸
- アーモンドミルクは牛乳と比較するとカロリーが低く、糖質やコレステロールもほとんど含まれていない
- 脂質、ビタミンE、ビタミンB2は美肌効果だけでなく、ダイエット効果も期待できる
- 脂質、ビタミンE、ビタミンB2は美肌効果だけでなく、動脈硬化や心臓病、脳卒中などの病気の予防にもなる
- アーモンドミルクはそのまま飲む以外にも様々な料理に取り入れやすい
今回で、アーモンドミルクがいかに身体に良い効果をもたらす成分が多く含まれているのかがわかりました。
アーモンドミルクは、牛乳の代わりとして使えて、簡単に始められるので、始めない理由なんてないですよね!
続けて飲むことで効果を実感できる飲み物なので、ぜひみなさんにも飲んでみてほしいです!
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