野菜ジュース毎日飲むのはダメって本当!?気になって調べてみました

生活

野菜の栄養が、手軽に簡単に摂れる野菜ジュース。

朝食時や、小腹がすいたときなど、毎日飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

実際、我が家でも、野菜嫌いの子供たちに、毎朝コップ一杯の野菜ジュースを飲ませています。

ところで、野菜ジュースを毎日飲むのはダメだっていう話、どこかで聞いたことないですか?

栄養豊富なはずの野菜ジュース。一体何が、ダメなのでしょうか?

調べた結果分かったのは、野菜ジュースを毎日飲むのは、ダメではないということ。

でも、いくつか気をつけないといけない点はあるようです。

それを知らないまま、適当に飲みつづけてしまうと、健康的には逆効果だということが分かりました。

調べて分かったこと、気になる美肌効果や、自分に合った野菜ジュースの選び方なども、ご紹介しますね。

 

 

野菜ジュースは毎日飲んでもダメじゃない!

そもそも健康にいいはずの野菜ジュースなのに、なぜ、毎日飲むとダメだといわれてしまうことがあるのでしょうか?

それは、野菜ジュースに含まれる糖質と食物繊維に関係があるようです。

 

野菜ジュースに含まれる糖質って何?

 

野菜ジュースには糖類がプラスされている!?

市販されている野菜ジュースの中には、野菜が苦手な人でも飲みやすいように、糖類が加えられているものがあります。

糖質と糖類。同じ意味合いで使われることの多い言葉ですが、厳密に言うと、少しだけ違います。

糖質制限ダイエットという言葉で、有名になった糖質。糖質とは、炭水化物から、食物繊維を取り除いたもののことを指します。

ダイエッターには敬遠されがちですが、糖質は体内で体や脳を動かすエネルギー源となり、健康には欠かせない栄養素の一つです。

たいして糖類とは、糖質から、デンプンやオリゴ糖などの多糖類と、キシリトールなどの糖アルコールを除いたものを指します。

つまり、糖質の中に、糖類とそうでないものがあるということですね。

ちなみに、食品の原材料表示でよく見かける、ブドウ糖、果糖、ショ糖は、糖類に分類されます。

糖質は体内で消化吸収されやすい成分ですが、中でも糖類は、より早く吸収されてしまいます。

したがって、特に糖類は、食後の血糖値を急激に上げてしまう要因にもなっています。

細かな違いはありますが、糖類も糖質も摂りすぎは、ダメだということにかわりはありません。

摂取カロリーが多くなりすぎたり、食後の血糖値を急激に上げることになったりして、結果、肥満につながってしまうからです。

また、飲みやすさのために、野菜にリンゴや柑橘系の果物を混ぜてジュースにしたものもあります。

これらは、糖類を加えた野菜ジュースよりは、血糖値の上昇は緩やかだと言われています。

ですが、中性脂肪は上がりやすくなり、結果、脂肪を体内に蓄積することに繋がってしまいます。

つまり、市販の野菜ジュースの中には、肥満につながりやすい成分が追加されているものがあるということです。

 

野菜そのものの糖質ってどうなっているの?

カボチャやトウモロコシ、レンコンなど、野菜の中には、糖質が多く含まれているものもあります。

でも、多くの野菜は低糖質な食べ物です。

その上、野菜には食物繊維が多く含まれているため、野菜そのものの糖質を気にする必要は、一般的には、ほとんどありません。

糖質には、体内に吸収されてしまうスピードが早いという性質があり、それが血糖値の急激な上昇を引き起こしてしまいます。

しかし、食物繊維と一緒に、糖質を摂取すれば、血糖値の急激な上昇をおさえることができます。 

食物繊維が腸内で糖質を包み込み、糖質が体内に吸収されるのを抑えてくれるからです。

つまり、野菜をそのまま食べるなら、野菜そのものの糖質は気にする必要がないということです。

 

野菜ジュースに食物繊維はほとんど入ってない!?

野菜に多く含まれる食物繊維は、糖質の吸収を抑制する働きをします。

しかし残念なことに、市販されている野菜ジュースでは、大半の食物繊維は取り除かれてしまって、ほとんど残っていないのです。

これも、飲みやすさを追求した結果ですね。

つまり、市販の野菜ジュースは、野菜そのものに比べて、糖質は高い割に、その吸収を抑える食物繊維は少ないということです。

 

全然ダメじゃない!野菜ジュースだってすごいんだ!

では、肥満の原因になるばかりで、野菜ジュースには、いいところは全然ないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

 

野菜ジュースにビタミンは入っているの?

野菜の栄養と言えば、各種ビタミン。

では、野菜ジュースには、どんなビタミンが入っているのでしょうか?

原料の野菜には入っていても、野菜ジュースの製造過程で、その大半が失われてしまうビタミンがあります。

ビタミンB群やビタミンCなど、水溶性と呼ばれるビタミンです。

水溶性ビタミンは大変壊れやすく、殺菌のためにする加熱処理で、ほとんどなくなってしまうのです。

反対に、全く損なわれないビタミンもあります。脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどです。

ビタミンA
  • 目や肌の粘膜を健康に保つ
  • 体の抵抗力を強める
  • 暗いところでの視力を維持する
ビタミンD
  • カルシウムの吸収を促進
ビタミンE
  • 強い抗酸化作用があり「若返りのビタミン」と呼ばれる
  • 高すぎる血圧を下げる働きをする
  • 悪玉コレステロールを減少させる

 

野菜ジュースに入っているビタミン以外の栄養素

野菜ジュースを飲むことによって、摂取できる栄養素は、ビタミンだけではありません。

野菜が本来持っているカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルは、搾汁、熱処理などを経ても、失われることはありません。

カルシウム 丈夫な骨や歯を作る
カリウム 塩分の取り過ぎを調節する
マグネシウム 体内酵素を活性化、体温や血圧を調整する

その上、なんと、野菜をそのまま食べるよりも、野菜ジュースからのほうが摂取しやすい栄養素もあるんです。リコピンやβ-カロテンなどです。

リコピン 活性酸素を取り除き老化を防ぐ
β-カロテン 抗酸化作用がある、必要に応じてビタミンAに変換される

やはり、野菜ジュースには、豊富な栄養が含まれていましたね。

良かった、安心しました。

 

野菜ジュースのダメじゃない飲み方とは?

手軽なだけじゃない、栄養面でも優れているところのある野菜ジュースですが、野菜代わりにはなりませんし、飲み過ぎはよくありません。

「栄養面を考えると、野菜ジュースは毎日飲みたい。でも、肥満はちょっと心配」というあなた。

気になる疑問にお答えします。

Q、毎日飲んでも、いいの?

A、もちろん、毎日飲んで大丈夫。手軽に野菜不足を補いましょう。

 

Q、一日にどのくらい飲むのがいいの?

A、200mlや350mlのパックになっているものなら、一日一本。大きなボトルに入っているものなら、コップ1杯200ml位を目安にしてくださいね。

 

いつ飲めばいいの?

A、夜寝る前じゃなければ、大丈夫。糖質が気になる方は、朝食やランチの時に、食物繊維が豊富な食材と一緒に摂るのがおすすめです。

毎日、できれば朝に、適量を飲むようにしましょう。

 

 

野菜ジュースを毎日飲めば美肌は手に入る!?

野菜ジュースのいいところは、なんと言っても、その手軽さ。

毎日飲むことで、美しい肌が手に入るなら、こんなに嬉しいことはないですよね。

 

美しい肌に必要な栄養素とは?

美しい肌を保つのに必要なのは、毎日のスキンケアだけじゃありません。

ストレスをため過ぎないこと。適度な運動。適度な睡眠。そして、肌を内側からきれいにする、毎日の食事が何より重要です。

美肌には特に欠かせない栄養素とその特徴を、まとめてみました。

ビタミンC シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑える
ビタミンB1 皮膚や粘膜の健康を維持
ビタミンB2 皮脂をコントロールし、ニキビを改善
ビタミンB6 皮膚炎の予防
ビタミンA 肌のターンオーバーを促進。乾燥を防いで、シワを予防
ビタミンE 紫外線などによる肌の酸化や、肌の老化を防ぐ
タンパク質 肌のハリや弾力を保つ

これらの栄養素のうち、一般的な野菜ジュースで摂ることができるのは、ビタミンA、β-カロテン、ビタミンEです。

野菜ジュースの中には、製造過程で失われてしまったビタミンCやビタミンB群を、後から追加しているものもあります。

サプリメントを飲むのと同じ感覚で、そんな野菜ジュースを手にとってみるのも、いいかもしれません。

ただ、やはり、野菜ジュースを美肌のために飲む場合も、飲み過ぎはいけません。

ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性のビタミンは、多く摂り過ぎると体内に蓄積され、食欲不振や頭痛などの過剰症を起こすことがあります。

また、健康に害があるわけではないですが、βカロテンを摂りすぎると、肌が黄色くなってくることがあります。

美しい肌を目指しているのに、本末転倒ですよね。

 

美肌には食物繊維も必要!野菜ジュース寒天はいかが?

毎日適量の野菜ジュースを飲んでいても、便秘による肌荒れには、あまり効果は期待できません。

便秘解消には、なんと言っても食物繊維。それにたくさんの水分が必要です。

野菜ジュースはその製造過程で、多くの食物繊維が取り除かれてしまっています。

ですが、取り除かれてしまった食物繊維も、寒天で美味しく補ってしまえば良いのです。

簡単なレシピをご紹介しておきますね。

<材料>
野菜ジュース 水と合わせて400ml
砂糖 お好みで
粉寒天 4グラム

<作り方>

1、お好みの野菜ジュースと水を合わせたものを鍋で軽く沸騰させる
2、砂糖と粉寒天を入れ、溶けるまでよく混ぜる
3、好きな型に流し入れ、冷やし固めれば、出来上がり!

寒天は、言わずとしれたダイエット食品。カロリーはほとんどないのに、便秘の解消に役立つ食物繊維は豊富です。

便秘による肌荒れでお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

野菜ジュースを毎日飲むあなたにおすすめの選び方!

美味しく飲みたい。野菜不足を補いたい。ダイエットのため。

野菜ジュースを毎日飲みたい理由は、人それぞれだと思います。

ここでは、タイプ別に、野菜ジュースを選ぶときのポイントをご紹介します。

 

美味しく飲みたい

とにかく、味重視。毎日飲むのだから、飲みやすいものがいいというあなた。

野菜嫌いのお子様や、野菜の匂いやエグみが苦手なあなたにおすすめするのは、材料に果物が多く使われているものです。

ここで、豆知識!

加工食品の原材料表示欄の順番は…

使われている材料の重さの割合が高い順に、並べて表示されています。

つまり、先に書かれているものは、後に書かれているものよりも、たくさん入っているというわけです。

りんごやみかんなどの果物名が、原材料欄の上の方に、より多く表示されているものを選んでください。

苦手な野菜が入っていないか、あるいは下の方に書かれているかという点も確認したほうがいいいかもしれませんね。

 

野菜不足が気になる

食事が偏りがちで、野菜不足が気になるというあなた。

野菜ジュースを、野菜代わりにすることはできませんが、毎日の食事に足りないビタミンやミネラルを補うことはできます。

そんなあなたへのおすすめは、いろんな野菜がたくさん使われている野菜ジュースです。

KAGOMEの『野菜一日これ一本』や伊藤園『一日分の野菜』などが有名で、コンビニでもよく見かけますね。

野菜は、一日あたり350グラム摂るのが良いとされています。

『野菜一日これ一本』や『一日分の野菜』では、一本あたり350グラムもの野菜が使われているらしいのです。

他にも、通販限定商品などで、野菜が多く使われているものがあります。

一日あたりに必要な量の野菜が使われていると言っても、一日に必要な野菜の栄養がすべて摂れるわけではありません。

野菜ジュースは、あくまで補助的に飲むようにしてくださいね。

 

ダイエットのため

残念ながら野菜ジュースを飲んだから、痩せるということはありません。

でも、ダイエット中の小腹対策や、不足しがちな栄養を補うために、野菜ジュースを飲むというのはおすすめです。

ただ、果物が入っていると、どうしても糖質が多くなってしまいます。

原材料欄を見て、果物の入っていない、野菜だけで作られているジュースを選びましょう。

糖類が足されていないことも重要です。

栄養成分表示の欄に書かれている糖質がなるべく少ないものを選んでくださいね。

 

手間はかかってもいい!健康のために続けたい!

最後は、手間はかかってもいいというあなた。心の底から、尊敬します。

お好きな野菜や果物を買ってきて、ぜひ、ご自分で作ってみてください。

スムージーにしてしまえば、食物繊維もたくさん摂れますし、市販の野菜ジュースでは損なわれている栄養素もそのまま摂ることができます。

小松菜とバナナ。ほうれん草とリンゴなど。組み合わせは自由。

牛乳を入れたり、豆乳を入れたり。アレンジは無限大です。

お気に入りのオリジナルレシピを開発してみてくださいね。

 

 

まとめ

  • 市販の野菜ジュースは、野菜そのものと比べると、糖質が多く、食物繊維は少ない。
  • 野菜ジュースを飲んで摂ることのできるビタミンは、A、D、Eなどの脂溶性ビタミン。
  • 野菜ジュースには、野菜のミネラル分は、そのまま残っている。
  • 美肌の為に飲むなら、食物繊維をプラスして。便秘の解消もできて、一石二鳥。
  • 栄養豊富な野菜ジュースも飲み過ぎはダメ。適量を守って、上手に栄養を補いましょう。

調査の結果、野菜ジュースを毎日飲んではいけないというのは、全くのデタラメではないということが、分かりました。

でも、それは、過度なダイエットや無茶な運動と同じ。

体に良いと言われていることでも、過ぎると、かえって健康に良くないというのは、当たり前のことですよね。野菜ジュースに関しても、同じでした。

毎日の食事では不足しがちな栄養を、手軽に補うことのできる野菜ジュースは、やはり、忙しい現代人にはありがたい存在です。

飲み過ぎには気をつけて、より健康な毎日を手に入れましょう!

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