日に日に気温が上がり、熱中症対策が必要な時期になってきましたね。
小学生の我が子も登校前に冷却スプレーをかけたシャツに着替え、塩分チャージタブレットをポリポリ。
そして水筒にたっぷりのお茶を入れて持っていきます。
しかし、それでもまだ万全な対策とは言えず、途中で具合が悪くなったりしないかな?大丈夫かな?と不安は尽きません。
今はマスクの着用が必須の時代。集団生活をする以上、ルールを破ってマスクを着けずに過ごすわけにもいきません。
何か良い対策方法はないのでしょうか。
マスクにも冷却スプレーをかけてみるというのはどうでしょうか!
ひんやりとして気持ちが良さそうですよね。
しかし、ここでひとつ疑問が。マスクに冷却スプレーをかけても大丈夫なのでしょうか?
健康に問題はないのか、みていきましょう!
マスクに冷却スプレーをかけても大丈夫なの?
結論から言うと、ドラッグストア等で販売されている衣類用の冷却スプレーはあくまでも衣類用なのでマスクにかけても大丈夫とは言い切れず、極力避けた方が良さそうです。
メーカーによっても異なりますが、衣類用に冷却スプレーは主成分にアルコールやメントール等が使われています。
肌が刺激を受けてトラブルを引き起こしてしまう原因にもなりかねません。
ただでさえマスクの中は蒸れて肌荒れしやすい環境です。マスクが生活の一部になり、既に何らかの肌トラブルを抱えている人も少なくないのではないでしょうか。
これ以上の肌への負担を避けるためにも衣類用の冷却スプレーの使用はやめておきましょう。
また、自分は肌が丈夫だから大丈夫!という人であっても、ストレスや季節の変わり目で肌が敏感になっていることもあります。
自分だけは大丈夫だという過信は禁物です。
しかし、それでもマスクをひんやりさせたい!こういった場合にはどうしたら良いのでしょうか?
マスクを冷却スプレーでひんやりさせて夏を快適に!
肌へあまり負担をかけずにマスクをひんやりさせる方法がありました!
店頭では見かけたことがありませんでしたが、マスク用の冷却スプレーが販売されています。
ラベンダーやライム、グレープフルーツなど香りも豊富。
熱中症対策としてだけでなく、ちょっと疲れたときにシュッと一吹きすればひんやりと気持ちがいいだけではなく気分もリフレッシュできそうです。
更に除菌や消臭といった効果もあり、頻繁にマスクを交換した方が衛生的だとはわかっていても付け替えられないことが多い…そんな方には嬉しいですよね。
衣類用とは違い、マスク用の冷却スプレーはマスクに吹きかけることを前提としています。
神経質になる必要はありませんが、肌トラブルを防ぐためにもノンアルコールの商品を選ぶとより安心です。
またス冷却スプレーだけではなく、マスクの内側に貼る冷却シートなるものも販売されています。
ジェルタイプのものや水で濡らすタイプのもの、凍らせるタイプまで様々なタイプのシートがあるので、それぞれ試して自分の好みにあったタイプのひんやりシートを見つけられるといいですね。
マスク用の冷却スプレーやシートは子供にも使えるの!?
マスク用の冷却スプレーやシートが販売されていることはわかりました。
できれば子供にもマスク用の冷却スプレーやシートを使って、夏のマスク生活を少しでも過ごしやすくしてあげたいと思うのが親心ですよね。
これらの商品は大人だけでなく子供にも使えるのでしょうか?
答えは「使えるものもあれば使えないものもある」です。
子供用、もしくは子供にもといった表記がない商品についてはトラブルを避けるためにも使用しない方が無難でしょう。
無香料、無着色、弱酸性と三拍子揃った子供向けのマスク用冷却スプレーやシートが販売されているので、こういった商品を選ぶと良いですね。
また、子供用と表記がある場合でも乳幼児には使用できないことも多いので、必ず確認をしてから使用するようにしてください。
マスクで熱中症に心配!マスクは絶対にしなくちゃダメ?
そもそも論になってしまいますが、気温が高い中、本当にそこまでしてマスクをしなければならないのでしょうか。
厚生労働省が推奨している「新しい生活様式」における熱中症予防の行動ポイントに次のようなことが挙げられています。
高温多湿の環境下でマスクを着用すれば、当然、熱中症のリスクが高まってしまいます。
新型コロナウイルスの感染対策はもちろん不可欠ですが、熱中症になってしまっては本末転倒。
特にお年寄りや子供は体温調節機能が不十分なために注意が必要です。少しでも体調がおかしいと感じたときには無理せずマスクを外すという選択をすることも大切です。
まとめ
- 衣類用として販売されている冷却スプレーのマスクへの使用は避ける
- マスク用の冷却スプレーやシートが販売されている
- 子供でも使用できるマスク用の冷却スプレーやシートも販売されているが、使用の際には必ず表記を確認する
- 体調がおかしいと感じたときには無理をせずマスクを外す
以上、使用用途をしっかり守った上でひんやりグッズを上手に取り入れて、大人も子ども暑い夏のマスク生活を爽やかに乗り切りたいですね!
そして熱中症にならないためには体調に合わせて臨機応変に対応することが何よりも大切です。
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