いつの間にか窓枠に発生してしまう黒い物体…。
見つけると「ギョッ!」としてしまうのですが、見つけた時にはもう遅い。
黒いワカメみたいで気持ち悪いですよね…。
その黒いワカメの正体はカビ!
寒い冬や梅雨時に発生する結露を放置すると、窓枠にカビが発生してしまうのです!
発生してしまったカビはそのまま拭き取るだけでは退治できません。
そこで役に立つのがキッチンハイター。
窓枠のカビはキッチンハイターで30分パックするときれいに退治することができますよ。
この記事では、キッチンハイターで窓枠のカビを退治する方法と、カビが発生しないように予防する簡単な方法をご紹介します。
にっくきカビを退治してピカピカにしましょう!
窓枠のカビはキッチンハイターで落とせる!
窓枠のカビにはなぜキッチンハイターが有効なのでしょうか。
窓枠にカビが発生してしまう原因と、キッチンハイターを使ったカビ取りの方法をご紹介します。
窓枠にはなぜカビが付く?
寒い日の朝や梅雨の時期、外気との温度差でできる結露で水滴が窓ガラスにつきますよね。
この結露による水滴が窓枠にたまり、放置するとカビが発生してしまいます。
カビがいったん発生すると、ホコリやゴミを栄養源としてどんどん増え、部屋中にカビ胞子をばらまくことに!!
さらに時間がたつとカビの根が窓枠のパッキンの奥にまで張ってしまい、容易に落とすことができなくなります。
毎日水滴を拭き取ることができるといいのですが、なかなか大変な作業ですよね。
しかし、カビはアレルギーの原因にもなりますので、定期的にカビ退治をすることが大切です。
頑固なカビにはキッチンハイターで除菌
「カビ」「ハイター」と聞くと、浴室で使う「カビハイター」や「カビキラー」の方がいいんじゃ?と思うかもしれません。
しかし、浴室用のカビ取り剤は使用後に洗い流す必要があるので、窓枠には向いていません。
そのため、使用後に拭き取ることができ、カビにも強いキッチンハイターがおすすめなのです。
意外にもキッチンハイターの方がカビキラーよりも濃度が濃く、黒いカビも漂白してくれるので、すっきりきれいになりますよ。
さっそくキッチンハイターを使った除菌の方法をみていきましょう!
【用意するもの】
- 手袋
- マスク
- キッチンハイター(泡タイプ)
- キッチンペーパー
- 雑巾
【やり方】
- キッチンペーパーを3cm幅くらいに細長くカットする
- カビが気になるところに1のキッチンペーパーを当てて、上からキッチンハイターを吹きかける
- そのままパック状態にして30分放置する
- 雑巾で水拭きする
ひどいカビだと黒いポツポツが残ってしまうこともありますが、驚くほどきれいになりますよ!
泡タイプのキッチンハイターがない場合、液体タイプのキチンハイターでも代用できます。
その場合、濃度が濃いので5倍ほどに薄めたものを使いましょう。
私はめんどくさかったのでやりませんでしたが、キッチンペーパーの上からラップで蓋をすると乾燥しないので、薬剤がしみこみやすくなります。
窓枠のカビ掃除は重曹とクエン酸でもできる!
キッチンハイターは臭いもきついですし、小さな子供やペットがいる家庭だと使いにくいですよね。
そんな場合は重曹とクエン酸を使ってカビ退治がおすすめです。
天然素材なので、安心してお掃除できますね。
重曹とクエン酸でカビ掃除する方法
さっそく重曹とクエン酸を使ったカビ退治の方法をみていきましょう!
【準備するもの】
- 重曹
- クエン酸
- 水
- スプレーボトル
- サランラップ
- 使わなくなった歯ブラシ
- 雑巾
【やり方】
- 重曹2:水1の割合で混ぜて重曹ペーストを作る
- 重曹ペーストを窓枠のカビが気になるところに塗る
- 水200mlにクエン酸小さじ1を入れ、かき混ぜてクエン酸スプレーを作り、スプレーボトルに入れる
- 窓枠に塗った重曹の上からクエン酸スプレーをかける
- 乾燥しないようにサランラップをかけて1時間ほど放置する
- 使わなくなった歯ブラシでこすって汚れを浮かし、雑巾で拭き取る
この方法は、軽度なカビの場合に効果があるので、カビが広がらないうちに退治できるといいですね。
それでも取り切れないカビがある場合は、キッチンハイターを使いましょう。
重曹とクエン酸がなぜカビ掃除に効果がある?
重曹の持つ研磨作用がカビを根元からきれいにし、漂白作用で黒いカビを消します。
通常の汚れは表面だけですが、カビは根を張って広がるので奥にまで菌が入り込んでいます。
そこに重曹がしみこんでカビ菌を掻き出してくれるのです。
さらにクエン酸をかけると、化学反応を起こしてシュワシュワと泡が発生します。
この泡がカビの根まで入り込んで、汚れを浮かしてカビを退治!
ただ、重曹は使えないものがあるので注意が必要です。
アルミ製品や木製品には重曹が使えないので、アルミサッシや木の窓枠の場合は注意しましょう。
窓枠のカビは週1回のエタノールスプレーで予防できる!
窓枠の掃除をしてカビ取りまで終わったら、しばらく綺麗な状態を保ちたいもの。
カビを簡単にキッチンハイターで退治できるとはいえ、カビ発生を予防することも大切です。
ここではエタノールスプレーで簡単できる、カビ予防の方法をご紹介します。
掃除の仕上げにエタノールスプレー
キッチンハイターや重曹でカビ退治をしたら、仕上げにエタノールスプレーを吹きかけましょう。
やり方は簡単。
窓ガラスや窓枠にエタノールを吹きかけて綺麗な雑巾で拭くだけ。
手軽にできますね!
軽いカビであれば殺菌できるので、気が付いた時に週1回くらいの頻度でエタノールを吹きかけるようにすれば、カビが繁殖するのを防ぐことができます。
ついでにカーテンや周りの壁に吹きかけても、効果がありますよ。
エタノールは素材を選ばずに使えるので木枠の窓でもアルミサッシでも使えます。
カビにはアルコール濃度が70%~80%のものが一番効果があります。
パストリーゼはアルコール濃度77%で、一番のおすすめですよ♪
結露もしっかりと防いでカビ予防
カビは汚れや湿気が大好物。
窓ガラスにできた結露や、その結露についたホコリをエサにどんどん増殖していきます。
ですので、まずこの結露をしっかりと防いだり、拭き取ったりすることが大切です。
結露対策に有効な方法は3つ。
- 換気をする
- こまめに拭き取る
- 結露吸水シートや結露防止スプレーを使う
まず対策として簡単にできる事は換気です。
朝起きたら窓を開ける、掃除をするときに窓を開ける、夜寝る前に窓を開ける、など換気することを習慣化できるようになるといいですね。
こまめに換気をすると部屋の奥や窓枠周辺の湿気を追い出すことができます。
そして換気をした後でも水滴が残っていたときには、乾いたタイルでふき取りましょう。
できるだけ水滴を残さないということがカビ予防対策のコツです。
そのほか、市販の結露防止シートや結露防止スプレー、結露吸着テープを使うのも防止対策の1つですね。
結露防止シートは100均でも手軽に手に入ります。
ただ、結露防止シートも張りっぱなしはよくありません。
結露を吸いきれなくなり、シート自体にカビが生えてしまいます。
結露防止シートにカビが生えてきたら交換しましょう。
まとめ

- 窓枠のカビはキッチンハイターで退治できる
- キッチンハイターの使うのに抵抗がある場合は、重曹とクエン酸でも窓枠のカビを退治できる
- 窓枠のカビ予防には、掃除の後アルコールスプレーを吹きかけると効果的
- 窓枠の結露防止には換気、水滴を拭き取る、結露防止シートなどを使うのがおすすめ
窓枠の簡単な掃除やこまめな換気をすることで、カビを防止できるとベストですが、見つけたら即キッチンハイターで退治しましょう!
カビ予防も習慣化できるといいですね。
ズボラな私でも週1回のアルコールスプレーなら続けられそうです笑
カビはアレルギーの原因にもなりますし、何より気持ちが悪いのでもし見つけたらキッチンハイターを使って退治してくださいね。
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