電子レンジで魚料理をあたためた後、生臭さが残って魚臭い。
そんな経験ありませんか?
夕飯のおかずを温めて次の日のお弁当に入れたり、遅く帰ってきた主人の分だけちょこっと温めたり。
そんなときに電子レンジは重宝しますよね。
そして必ずと言っていいほど、魚料理を温めると「ボンッ」と爆発して電子レンジの中が大変なことに…。
電子レンジ中に魚が飛び散り、ニオイがついてなかなか取れない。
他のものをあたためるときにも、しばらく魚の存在を感じてモヤモヤしていました。
そんな時は、家にある身近なもので魚臭い電子レンジのいやなニオイが取れますよ!
今回は私が実践してみて効果のあった、電子レンジが魚臭くなってしまったときの解決法を3つご紹介します。
また、魚を温める時の爆発を防ぐ方法や、電子レンジで焼き魚ができるおすすめ魚調理器をご紹介します!
電子レンジが魚臭いとき身近なものでできる解消法3つ!

電子レンジについてしまった魚の臭いは、家にある身近なもので解消できます!
解消する方法は3つご紹介します。
- 水蒸気で汚れを浮かす
- 柑橘類の臭いで消す
- 重曹で汚れと臭いを落とす
電子レンジで魚料理を温めると、魚の臭いを含んだ水蒸気や油が庫内に飛び散り、臭いのもとになります。
ですので、なるべく早く汚れと臭いを落とすのがポイントです!
水蒸気で汚れを浮かす
水を加熱して発生する水蒸気で、臭いの元となる汚れを浮かします。
用意するものは水だけ!
- 耐熱皿に水を200ml入れ、フタをせず沸騰するまで電子レンジで加熱する
- 電子レンジが水蒸気でいっぱいになったら、扉を開けずそのまま10分ほど放置する
- 容器を取り出して電子レンジ庫内を拭く
魚をあたためた後すぐにこの方法を行って、臭いをため込まないようにしましょう。
お金もかからないところが、気軽にできて嬉しいポイントです!
柑橘類でにおいを消す
水だけでは魚の臭いが取り切れない時やしばらく掃除せずに放置してしまった時には、レモンやオレンジ、みかんなどの柑橘類が活躍してくれます。
用意するものはレモンやオレンジ、みかんなど柑橘類2~3個分の皮、または輪切り2~3枚。
- 耐熱皿に柑橘類を置いて600Wで2分ほど加熱
- 加熱が完了したら10分ほど放置する
- 取り出して庫内をキッチンペーパーで拭く
柑橘類の皮にはクエン酸やペクチンなど、汚れを落とすパワーがある成分が含まれています。
この成分が庫内に飛び散った魚の油を分解して汚れを落としてくれるのです。
ですのでキッチンペーパーの代わりに、加熱し終わった柑橘類の皮で庫内を拭きとると効果的!
また、レモン汁や酢で代用することもできますよ。
レモン汁1または酢に対してお水3~5倍程度で薄めて、同じように加熱すればOKです。
重曹で汚れと臭いを落とす
魚の油でベタベタした汚れが原因で発生する臭いは、重曹でスッキリ落とすことができます。
用意するものは重曹と水だけ!
- 耐熱皿に水と重曹を4:1で混ぜて重曹をしっかりと溶かす
- 電子レンジで加熱した後10分ほど放置する
- 電子レンジ庫内を拭き取る
油汚れだけでなく、コゲつきなどガンコな汚れも浮かせます。
重曹は水にとけにくい性質があるため、お湯を使うと楽に溶かせますよ。
重曹は天然素材で家中のあらゆる汚れ落としに活躍するので、常備しておくといいですね。
電子レンジが魚臭くなるのは爆発するから!?

電子レンジで魚を温めている時に「ボンッ」と鈍い音がして魚が爆発したことはありませんか?
魚の欠片は飛び散るし、魚はボソボソになっておいしくないし、せっかく楽しみにしていたのにがっかり…。
その後の掃除も大変!
そう、魚は爆発しやすい食べ物なのです。
爆発しないように温めるポイントは4つ。
- 皮に切れ目を入れる
- ラップをかけて温める
- いきなり高温で温めない
- オーブン機能やトースターを使う
順番に詳しくご紹介します。
皮に切れ目を入れる
電子レンジで温める前に、魚の皮に数か所切れ目を入れることで爆発を防ぐことができます。
爆発してしまうのは、魚に含まれる水分が温まって水蒸気になったときに逃げ道がないから。
水蒸気の力に魚の皮が耐えられなくなると、皮が破れ爆発してしまうのです。
ですので、温める前にあらかじめ魚の皮に切れ目を入れておいて、水蒸気の逃げ道を作っておきましょう!
ラップをかけて温める
ラップをかけておけば、破裂しても飛び散りを防ぐことができます。
ここでぴっちりラップをしてしまうとラップを突き破って魚が飛び散ってしまい効果がありません。
ふんわりと魚にかぶせるようにラップをすることがポイントです!
いきなり高温であたためない
自動のあたためモードは使わず、小さめのワット数(300W以下)で様子を見ながらジワジワ加熱していくと爆発しにくくなります。
温度が急激に上がると爆発のリスクも増えるので、ゆっくり温めましょう。
時間はかかりますが、爆発してしまった後の掃除を考えれば、この方が確実と言えます。
オーブン機能やトースターを使う
電子レンジを使わずオーブン機能やトースターも魚を温めるのに使えます。
温める時はアルミホイルに魚を包んで蒸し焼きにすれば、急激に温まって爆発する心配がありません。
予熱の時間や温める時間はかかりますが、ふっくらとおいしく温められますよ♪
電子レンジで焼き魚が調理できる!おすすめ魚調理器5選

電子レンジで魚が調理できると、ほったらかしで時短にもなるので便利ですね。
電子レンジで魚も焼けるおすすめの魚調理器を5つご紹介します。
ランチャン(Ranchant)「楕円レンジで焼けるくん」
土鍋でできているので、電子レンジで安心に調理ができます。
電子レンジ調理なのに、焼き魚にもしっかりと焼き目をつけ皮をパリパリに仕上げることができるのがうれしい!
土鍋素材なので、直火やトースターでの調理もできます。
焼いたり蒸したり、また魚だけではなく肉料理にも使えます!
クリヤマK+dep (ケデップ)マイクロウェーブヒートプラス
電子レンジで調理してそのまま食卓へ出せるかわいらしい見た目。
電磁波に反応して発熱し、焼き調理ができる特殊な発熱体を使用していて、電子レンジながらおいしい焼き魚が出来上がります。
イブキクラフト「 TOOLS (ツールズ) GRILLER (グリラー)」
陶器製で電子レンジ、オーブン、トースター、直火と熱源を選ばす使えます。
遠赤外線で食材の水分を逃がさず、魚も肉も外はカリカリ、中はジューシーに!
デザインもおしゃれで気分が上がります!
萬古焼「 電子レンジで発熱プレート」
万古焼は三重県の伝統工芸品で重厚感あふれる高級な見た目。
熱に強い陶器製の耐熱皿です。
電子レンジのマイクロ波で発熱し、魚の皮もパリッとこんがりきれいに焼き上げます。
取っ手に穴があいていて熱くなりにくいのも、秘かにうれしいポイントです。
RANGEMATE「レンジメートPRO(レンジメートプロ) グランデ」
電子レンジにかけると鉄板だけ反応して発熱。
6分で約300℃の高温になるため、短時間で皮パリ、中ふっくらの魚に焼き上げます。
ステーキや餃子も焼き目をつけて焼くことができる優れもの!
まとめ

- 電子レンジに魚に臭いが付いたら水や柑橘類、重曹を使って臭いや汚れを取る
- 柑橘類の皮は臭いや汚れを落とす成分が入っているので魚の臭いを落とせる
- 魚を電子レンジで温めると爆発するのは、魚の水分が水蒸気になる時に逃げ場がなくなるから
- 魚が爆発しないように電子レンジで温めるには、魚の皮に切れ目を入れる、ラップをかける、少しずつ加熱する
- 電子レンジで焼き魚調理ができる魚調理器は時短にもなり、高温で焼き上げるため、皮もぱりぱりに焼けておすすめ
電子レンジについた魚の臭いをすっきりさせるためには、なるべく早く汚れと臭いを落とすことがポイントす!
また、電子レンジで温める時には、爆発に気をつけておいしく頂きたいですね。
これからも電子レンジを活用して、美味しい魚料理を楽しみましょう!
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