白だしとめんつゆの違いはご存知でしょうか?
また、白だしとめんつゆを代用したいと考えたことはありませんか?
かつては私も白だしとめんつゆの違いやそれぞれの代用についても知らなかった1人でした…。
ご自宅にどちらか1つの調味料しかなかった場合、何かしらで代用を考えるのは自然だと思います。
実は白だしとめんつゆは互いに代用することが出来ます。
そこで、この記事では白だしとめんつゆの違いについて
更にお互いを代用した時の味の変化についてと美味しいレシピについても取り上げています!!
ボリューム満点の記事となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!!
そもそも白だしとめんつゆにはどんな違いがあるの?

白だしとめんつゆにはどのような違いがあるのかご存知でしょうか?
「白だしもめんつゆも大体一緒じゃないの?」と思われている方もいらっしゃると思いますので白だしとめんつゆの違いについて見ていきましょう。
特に重要な3つをご紹介します。
味の違い
1つ目は味の違いです。
白だしとめんつゆは色の濃さが全く違いますよね。
その見た目に比例して、もちろん味も違います。
色の薄い白だしはめんつゆと比べて塩気が強く、色の濃いめんつゆは白だしと比べて甘味が強いです。
白だしよりもめんつゆの方が味が濃いことで知られています。
成分の違い
2つ目は成分の違いです。
白だしとめんつゆの違いとして、味の他に成分の違いというものがあります。
白だしは薄口醤油や白醤油が使われているのに対し、めんつゆは濃口醤油が使われています。
また、1つ目の味の違いの中で「めんつゆは白だしと比べて甘味が強い」とあるのは、めんつゆは白だしよりも砂糖やみりんが多く入っているためです。
使用する料理の違い
3つ目は使用する料理の違いです。
1と2からわかる通り、白だしとめんつゆは味も成分も違います。
白だしの方はさっぱりとしていて色味も薄く、料理として使用する場合はだし巻き卵や野菜炒めが一般的だと言えます。
また、色や味がめんつゆに比べ、薄いという性質を活かし、食材そのままの色や味を楽しむ時にも大活躍してくれます。
一方めんつゆの方は味が濃いめで甘味があり、その特徴からうどんやそうめん、お鍋などの料理に使用することが一般的です。
めんつゆは白だしと比べて色も味も濃いため、だし巻き卵などの料理に使用すると料理自体の色が変わってしまいます。
このような特徴から、麺や鍋に使用されているのも納得です。
白だしからめんつゆに、その逆に代用することは可能!

ご自宅の冷蔵庫に、白だしとめんつゆの両方があるという人ももちろんいらっしゃいますが
「白だししかない…」もしくは「めんつゆしかない…」という方も多いのではないでしょうか?
レシピを見ていると白だしやめんつゆがうまく使い分けられていて、どちらか1つしかないご家庭では「白だし・めんつゆで代用できないかな?」と考えますよね。
結論から申し上げると、白だし(めんつゆ)からめんつゆ(白だし)に代用することは出来ます!
それでは早速見ていきましょう!!
白だしをめんつゆに代用する場合
白だしをめんつゆに代用して使用する場合、あっさりとした料理ができると思っていただければと思います。
そして色が薄いことから、食材に色がつかず、めんつゆ感覚で使うとかけすぎてしまうことがあるので注意が必要です。
色が薄くても「これは醤油と近い調味料だ」と自分に言い聞かせて、味を確認しながら使用しましょう。
また、白だしはめんつゆと比べ塩分の多い調味料なので、少し水を入れるのもありです!!
めんつゆを白だしに代用する場合
めんつゆを白だしに代用して使用する場合、甘味が強く出てきます。
白だしの代用としてめんつゆを使うと「思ったより甘くなっちゃった」ということがあります。
そのため、レシピなどに書かれている白だしの量よりも少なく入れることがポイントです。
また、めんつゆは色が濃く、食材にめんつゆの色が移ってしまう可能性が高いため、その点も注意が必要です。
…このように白だしからめんつゆに、そしてめんつゆから白だしに代用することが出来るということは知っていただけたと思います。
しかし、やはり「代用」というだけあって、全く同じ味にはなりません。
白だしを代用した場合は塩気が出ますし、めんつゆを代用した場合は甘味が出ます。
こちらに関して、多少は仕方がないので緩めに考えていただければと思います。
白だしとめんつゆを使用したおすすめのレシピとは!

白だしやめんつゆを「綺麗に全て使い切ってしまった」という人より「全然無くなってくれない」という人の方が多いのではないでしょうか。
実は私もその中の1人で、いつも困っていました…。
そこで今回は白だしやめんつゆを使った素敵な料理たちを紹介していきます!
白だしのおすすめレシピ3選
①白だし:だし巻き卵
材料(2人分)
・卵 2〜3個
・塩 お好みの量で 濃い味がお好きな方は塩を少し入れても美味しいです!
・出汁 小さじ2分の1
・白だし 大さじ1
(それぞれの好みによって量は調節してください!)
たったこれだけです。
卵と出汁と白だしを入れて、よく混ぜ合わせ、いつも通り焼いていくだけで完成してしまいます。
白だしを使用しただし巻き卵は少し高級感のある味付けになり、甘くないのが特徴です。
②白だし:玉子丼
材料(2人分)
・お米 お好みの量
・卵 4〜5個
・玉ねぎ 2分の1個
・白だし 大さじ3
・水 大さじ2〜3ほど
・みりん 大さじ2ほど
簡単ですね。
さっぱりとして甘くない玉子丼を作ることが出来ます。
水、みりんはそれぞれの好みで入れるとお好みの味付けになります。
みりんは使用せずに水だけというのもいいかと思います。
また、さっぱりとした親子丼を作る時も白だしは大活躍してくれるでしょう。
③白だし:野菜炒め
材料(2人分)
・豚バラ肉 130〜150gほど
・キャベツ 150g
・玉ねぎ 2分の1
・人参 2分の1
・しめじ 2分の1パック
・白だし 大さじ4〜5
・塩胡椒 適量
・水 適量
これもまたシンプルなのに美味しそうなお料理だと思いませんか?
使用する野菜については、家に残っているものでも大丈夫です。
さっぱりなのにボリューミーで、食べていても飽きません。
めんつゆのおすすめレシピ3選
①めんつゆ:うどん
材料(2人分)
・うどん 2玉
・卵 2個(1人1個)
・ネギ 適量
・油揚げ 1枚
・めんつゆ(3倍濃縮) 100ml
・水 600mlほど
・本だし 適量
めんつゆを使用したうどん出汁です。
材料は他にも豚バラ肉や冷蔵庫に残っている野菜を入れても美味しいですよ!
②めんつゆ:めんつゆを使用した炊き込みご飯
材料(2人分)
・米 2合
・鶏肉 150g
・人参 3〜4分の1
・しめじ 2分の1パック
・油揚げ 2分の1枚
・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ1〜2
・水 適量
たまに食べると美味しい炊き込みご飯のレシピです。
材料には書いていませんが、ごぼうやこんにゃくなどを入れても美味しいですよ。
③めんつゆ:ほうれん草のおひたし
材料(2人分)
・ほうれん草 100gほど
・かつお節 お好みの量
・卵黄 2つ(1人1つ)
・めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1〜2
・塩 適量(ほうれん草を茹でる時に使用)
卵黄は1番最後にほうれん草の上に乗せて、食べるときに割ると食欲をそそります!
私もほうれん草のおひたしを作るときはいつも卵黄を乗せています。
色味もバランスも良くて、写真映えもしますよ。
白だしとめんつゆを反対にして調理してみても、新しい料理が出来上がるかもしれませんね!!
まとめ

- 白だしとめんつゆの違いは「味」「成分」「使用する料理」である
- 白だしは塩気が強く、めんつゆは甘味が強い
- 白だしはだし巻き卵などに使用され、めんつゆはうどんなどに使用される
- 白だしとめんつゆは互いに代用することが出来る
- 白だしとめんつゆの代用は完全に同じ味になるわけではないので注意
今回は白だしとめんつゆの違いと代用について、そしてそれぞれのレシピについて取り上げました。
代用するしないに関わらず、大切なのはそれぞれの「違い」ではなく食べる側の「好み」だと私は思います。
違いがあるということは、それぞれが自分の好みを探すためではないでしょうか?
白だしやめんつゆの代用で色々な調理方法を試してみると、今まで知らなかった自分の好みを見つけるきっかけになるかもしれません。
あなたもぜひ参考にして新しいものに挑戦していただけるとうれしいです!
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