りんごの賞味期限は常温でどのくらい?劇的に賞味期限が延びる方法とは!?

料理

りんごは今や、スーパーでは一年中店頭に並んでいます。

とても身近な果物であるりんごですが、その賞味期限がどのくらいかご存知ですか?

秋から冬にかけて旬を迎え、常温でも日持ちしやすいりんごは、年齢・性別問わず食べやすく、
多めに購入する方も多いのではないでしょうか?

我が家も、先日、段ボール1箱分のりんごが届き、冷蔵庫に入りきらず常温保存中です!

せっかくなので、なるべく賞味期限を長くして、美味しいまま食べたいところ!

こちらでは、りんごの賞味期限がどのくらいか、切った場合や、常温・冷蔵・冷凍での保存の仕方、りんごの賞味期限を半年に延ばす方法などを紹介していきます!

りんごの賞味期限は常温でどのくらい?保存方法は?

りんごは、切ったもの以外、店頭では常温で保存されていることがほとんどです。

もちろん家でも、常温保存が可能です!

賞味期限は、常温・冷蔵・冷凍の場合と、保存方法で変わってきますが、適切な方法で保存すると、りんごの賞味期限は、常温でも約1か月は持つのです!

りんごの賞味期限、常温での保存方法を下記にまとめました。

りんごの賞味期限

■常温の場合:約1カ月程度
■冷蔵の場合:約2カ月程度
■冷凍の場合:約1カ月程度


上記は、適正な方法でりんごを保存した場合の賞味期限です。

高温になりやすい場所で保存するなど、適正でない方法で保存すると、傷みが早まり、賞味期限は短くなる可能性があります。

りんごを長期間保存したい場合は、保存方法や適正温度に気をつけて、正しい方法で保存しましょう。 

常温での保存方法

りんごを常温で保存する場合、直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所で保存するのが基本です。

傷があったり、かけていたりすると、その場所から腐りやすくなるので、りんごがきれいな状態であるかも確認しておきましょう。

りんごは、エチレンという植物ホルモンを分泌しているため、りんご同士や他の野菜の成熟を早める性質があります。

よく、まだ青くて固いキウイフルーツとりんごを一緒に入れておくと、キウイフルーツが熟れてくるのは、このエチレンというホルモンの影響なのです。

成熟が早まると果物は腐りやすくもなるため、りんごを段ボールなどに入れて常温で保存する場合は、一つ一つ新聞紙で包みましょう。

包むことで、成熟が進むのを遅らせると同時に、りんごを乾燥や衝撃から守ることもできます。

適正温度での保存

りんごは、主に東北地方で栽培され、寒い場所を好みます。

秋から冬場にかけての0~5度程度はりんごにとって最も好ましい環境です。そのため、冬場であれば、常温でも1カ月程度日持ちします。

しかし、18度以上になるとりんごは急激に傷みやすくなるため、冬場でも、暖房を使う暖かい部屋で保存するのは避けましょう。

また、夏場であれば冷蔵庫に入れて保存する方が良いでしょう。

りんごの賞味期限は切った場合どのくらい?

りんごを切った場合は、まるごと保存するより、傷みが早くなり、賞味期限は短くなります。

そのため、食べやすい大きさに切ったりんごは、常温ではなく冷蔵か冷凍で保存してくださいね!

切ったりんごの賞味期限と冷蔵庫での保存方法は下記の通りです。

切ったりんごの賞味期限

■常温の場合:おすすめできません
■冷蔵の場合:1~2日程度
■冷凍の場合:1カ月程度


切ったりんごは傷みやすいため、常温での保存はおすすめできません。

冷蔵庫にいれても、あっという間に茶色く変色してしまい、美味しく食べられなくなってしまった経験が、あなたもあるのではないでしょうか?

りんごは、冷蔵しても賞味期限は1~2日程度ですので、りんごを切った場合は早めに食べきりましょう。

また、切ったりんごは、冷凍すると1カ月は持ちますので、長期保存の場合は冷凍がおすすめです。

切ったりんごを冷蔵で保存する方法

切ったりんごを冷蔵保存する前に、塩水やレモン水にさらしておくと、茶色く変色するのを防げます。

そして、なるべく空気にふれないよう、密閉容器に入れて保存してください。

また、りんごを半分だけ保存したい場合は、切った断面に塩水やレモン水をかけてから、空気に触れないよう、ラップでぴったり隙間なく巻くと良いでしょう。

それでも、1~2日で劣化し、味も落ちていくので、早めに食べて下さいね。

切ったりんごを冷凍で保存する方法

切ったりんごを冷凍で保存する場合も、空気に触れないことが大切です。

りんごを蓋がしっかり閉まる密閉容器や、袋に入れ、温度変化の少ない冷凍庫の奥で保管しましょう。

りんごを容器や袋に入れる際、りんご同士がくっつかないよう並べることがポイントです。

注意するべき点は、一度冷凍したりんごを解凍すると、風味が薄くなり、触感もシャーベットのようになる点です。

りんごの爽やかな香りや、シャキシャキした触感が好きな方には、切ったりんごの冷凍保存はおすすめできません。

りんごの賞味期限は冷蔵庫で保管すると延びる!!

常温でも1カ月保存できるりんごですが、冷蔵庫で保存すると賞味期限をより延ばすことができます!

切ったりんごの場合は、冷蔵庫に入れても長くは持ちません。

しかし、まるごとなら、適切な方法で冷蔵保存すると、賞味期限は2カ月程と急激に長くなります!

冷蔵庫での保存の仕方をまとめましたので、参考にしてみてください。

冷蔵での保存方法

りんごをまるごと冷蔵する場合、冷蔵庫の野菜室かチルドルームで保存します。

そして、1つずつ、新聞紙やキッチンペーパーで包みましょう。
包むことで、りんごの乾燥をふせぐことができます。

また、冷蔵庫で保存する場合も、りんごから放出されるエチレンの作用で、りんご同士や冷蔵庫の中にある他の野菜の成熟が進まないようにすることが大切です。

りんごを一つずつ包んだあと、袋にいれ、空気を抜いてから、密閉した状態で保管してください。

冷蔵庫に入れる際、りんごのへた(りんごの上の窪みにある枝の部分)は下向きにして置くことがおすすめです。

冷凍での保存方法

りんごをまるごと冷凍保存する場合は、りんごをきれいに洗い、水分が残らないようしっかりとふいてから、密閉できる袋に入れてください。

まるごと冷凍すると、切ることによる酸化や、水分が抜けることを防げます。

ただし、冷凍すると1か月程度保存ができますが、切ったりんごと同様、解凍した時の風味や触感が変わります。

限られた冷凍室の場所もとってしまいますので、まるごと保存する場合は賞味期限もより長い、冷蔵保存がおすすめです。

りんごの賞味期限が半年になる!?選び方と保存方法

適正な方法で保存した場合、常温でも約1か月、冷蔵だと約2カ月も保存できるりんごですが、さらに賞味期限を半年に延ばす方法があると話題になっています!

賞味期限を半年に延ばすためには、鮮度の良いりんごを選ぶことがポイントです。

そして、すべての品種ではないですが、長くて半年近くもつという、驚きの保存方法をご紹介します!

新鮮なりんごの選び方

■へたの太いもの
■へたや皮にはりがあるもの
■香りが良いもの
■おしりの方までしっかり色づいたもの
■傷やへこみがないもの
■ずっしり重いもの

りんごの賞味期限を延ばすには、新鮮で美味しいりんごを選ぶことが大切です。

鮮度の高いりんごを見極めるポイントは、まずへた(りんごの上の窪みにある枝の部分)が太いりんごを選ぶことです。

へたが太いりんごは木からたくさん栄養をとることができ、その分甘みも増し美味しくなります。

そして、へたや皮にはりがあるものは水分を多く含み、みずみずしいりんごです。

果実の中の水分が少ないと、皮もしなびてしまいます。

また、りんごから甘い香りが出ているものはしっかりと成熟している証です。

同じように、おしりの方までしっかり赤く色づいているりんごも、成熟したりんごです。

香りが弱いもの、半分より下の色が薄い・または緑色のままのものは、完全に熟していないため、食べたときに酸味が強くなります。

そして、りんごを買うときには、全体を見渡し、傷やへこみのないものを選びましょう。

傷やへこみがあると、そこから傷んでしまうため、持ち帰る際も傷をつけないよう注意が必要です。

手に持った時にずっしり重く感じるりんごは、果汁のしっかり詰まった、みずみずしい美味しいりんごで、食べごたえもあります。

買うときに、より新鮮で美味しいりんごを選ぶことで、賞味期限はより長くなります。

りんごの賞味期限を半年近く延ばす保存方法

■りんごのへたに濡れたキッチンペーパーをあてる
■ラップで二重で巻き、密閉して冷蔵保存
■鮮度の高いりんごを選ぶ
■ただし、ふじなどの限られた品種


りんごは、まるごと冷蔵で保存すると、2カ月程もちますが、さらにひと手間加えることで、賞味期限を2カ月以上に延ばすことができます。

ポイントはりんごのへたに湿らせたキッチンペーパーを巻き、ラップで2重に包むこと!

すべての品種ではありませんが、ふじなどの品種で新鮮なりんごだと、この方法で半年近く賞味期限が延びるのです!

とても簡単な方法なので、今からすぐにでも試してみたいですね!

まとめ

・りんごの賞味期限は常温で約1カ月。冷蔵では約2カ月、冷凍では約1カ月。
・りんごを常温で保存する場合、冷暗冷所で保管し、新聞紙で1つずつ包む。
・常温で保存する場合は適正温度(0~5度程度)で保存
・切ったりんごの賞味期限は冷蔵で1~2日、冷凍だと1か月
・切ったりんごは空気に触れると変色しやすく、劣化も進むため、しっかり密閉
・りんごの賞味期限を延ばすには、冷蔵庫で保存するのが良い
・りんごを冷蔵保存する場合、新聞紙などで1つずつ包み、密閉できる袋に入れて保存する
・賞味期限を延ばすには鮮度の高いりんごを選ぶことがポイント
・湿らせたキッチンペーパーとラップを使って冷蔵保存すると、賞味期限が半年に伸びる。

シャリシャリした食感と、爽やかな甘さが魅力のりんご。

子供からお年寄りまで食べやすく、体調の悪い時でもりんごは大活躍ですよね。
常温でも長く保存が効くのは本当に嬉しいです!

常温で1カ月、冷蔵で2カ月間も保存が効く果物はそんなに多くはないと思います。

さらに、へたに濡れたキッチンペーパーを当て、ラップで2重に包んで冷蔵庫で保存するだけで、品種によっては賞味期限が半年にも延びるとは本当に驚きです!

我が家の常温で保存されているりんごでも、早速試してみたいと思います!

正しい保存方法、賞味期限を延ばすポイントを知り、美味しいりんごをたくさん食べたいですね!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
料理
135をフォローする
Recipe for happy days

コメント

タイトルとURLをコピーしました