なめこは傷むとどうなる?賞味期限の見分け方がパッと見ただけでわかるポイント

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なめこって見た目で新鮮なものか傷んでいるものかを判断するのが難しいですよね。

みそ汁の具材としてなめこを使いたいときに冷蔵庫を開けて、数日前に買ったものとにらめっこしたり、買い物するときにこれとこれどっちが新しいかなと見比べたり。

賞味期限過ぎてる?セーフ?アウト?と頭を悩ませることが私もよくありました。

賞味期限が過ぎているかどうか見分け方がわからないと間違って食べてしまい、食中毒になる可能性があるから怖いですよね。

そんなときのために、なめこが傷むとどうなるか見分け方を覚えておくといいですよ。

見た目で判断できるようになれば、どれを買えばいいか迷わないからサクサク買い物ができるし、古くなって傷んだなめこを食べずに済みます。

この記事では、なめこの賞味期限について見分け方のポイントをご紹介します。

なめこの賞味期限は見てわかる!見分け方のポイント

パッと見た時にハリや弾力がなく、ションボリしているなめこには要注意です!

「元気そうに見えるか」という視点が賞味期限の見分け方のポイントになります。

買い物中には周りの目もあるのでなかなかむずかしいと思いますが、可能であれば臭いも確認するといいでしょう。

傷んだなめこの見分け方

  • 形が崩れている
  • 色が黒っぽくなっている
  • 袋の中に泡が出ている
  • 酸っぱい臭いがする

新鮮ななめこの見分け方

  • 鮮やかな茶色
  • ぬめりの部分に濁りがない
  • 袋が膨らんでいない

なめことは

なめこはキノコの一種で、賞味期限がとても短いことや独特のぬめりがあることが特徴です。

そのぬめりに含まれるムチンという栄養素や食物繊維が、疲労回復や腸内環境の改善に効果が期待できるとされています。

きのこ類は約90パーセントが水分で出来ていて、低カロリーなのでダイエットにも向ている食材と言えますね。

なめこは傷むとどうなる?

なめこは古くなるとぬめりに雑菌が繁殖して、酸っぱくなります。

調理する際はなめこをサッと水洗いして、ぬめりを落とすようにすると良いですよ。

加熱すると、ぬめりはきちんと復活します。

そのためなめこを洗っても、ぬめりの成分から得られる栄養を逃すことはないので安心してくださいね。

古くなったなめこを食べたらどうなる?

これは想像がつくと思いますが、食中毒になる可能性が高くなりますね。

食中毒の原因となるのは、もともと自然界に存在するカビや細菌などの微生物。

賞味期限が過ぎて雑菌が繫殖した食材を食べると、カラダの中でそれが増えて食中毒を引き起こしてしまいます。

なめこにはどうして賞味期限が書いてないの?

なめこは賞味期限が書いてない状態で店頭に並んでいる、ということをご存じでしょうか。

恥ずかしながら、私は知りませんでした。

賞味期限はどの食材にも当然書いてあるものだと思い込んでいたからです。

では、どうしてなめこには賞味期限が書いてないのでしょうか。

それは、なめこが「傷みやすい食材」だからです。

今まで当たり前すぎて気にしていませんでしたが、よく見ると傷みの速い野菜や魚、他のキノコ類にも賞味期限が書いてませんよね。

そもそも賞味期限とは?消費期限との表示の違い

期限の表示には「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります。

賞味期限は「比較的傷みにくい食品」に表示され、おいしく食べられる期間を示しています。

食品メーカーや製造元が微生物実験などのあらゆる検査を通して品質を確かめ、実際に保存できる期間よりも2/3日程度短く日付を設定しているとされています。

砂糖・塩などの調味料は品質がそれほど悪くならないという理由から賞味期限の表示が省略されていることも。

消費期限は「傷みやすい食材」に表示され、安全に食べられる期間を示しています。

肉や魚、サンドイッチ、ケーキ、お惣菜やお弁当などがそうですね。

そのなかでも、お弁当などの加工食品には期限表示の義務があり、野菜やキノコなどの生鮮食品には期限表示の義務がありません。

そういった理由からなめこには賞味期限が書いてないため、安全な状態でおいしく食べるためには自分で鮮度の見分け方を知っておくことが必要です。

では、具体的になめこの賞味期限の目安はどれくらいなのでしょうか?

なめこの賞味期限は一週間!保存方法による違いは?

なめこは生か真空パックかで、賞味期限に違いがあります。

生のなめこは冷蔵保存で3日。

真空パックのなめこは、賞味期限の目安が一週間とされています。

なめこは雑菌を繁殖させないために、出来るだけ空気に触れさせないような状態で冷蔵庫に入れて保管しましょう。

一週間以上保存したい場合は、冷凍するといいですよ。

冷蔵保存の方法

  • 生のなめこは石づきを切り落とす
  • 真空パックのなめこは、袋のまま冷蔵庫へ

冷凍保存の方法

  • 冷蔵と同じように、袋のまま冷凍することができる

オススメなのは、なめこを小分けにしてラップに包んでから急速冷凍して保存する方法です。

私はなめこを離乳食に使っていたので、月齢に合わせた適量に分けて冷凍していました。

冷凍すれば一週間以上保存することができるので、あっという間に賞味期限を過ぎてしまうという心配も減らせます。

好みの量に分けて冷凍しておけば、使いたいときに鍋にポンッと入れるだけ。

時短にもなるし、とても便利なので離乳食が終わった今でもこの方法は継続しています。

ちなみにキノコは干すと旨みや風味が高まると言われていますが、なめこは例外です。

常温や干す保存方法は向いていない食材なので、豆知識としてついでに覚えておきましょう。

なめこの賞味期限は未開封が原則。早めに食べきろう

真空パックのなめこは未開封だからと言って、いつまでも賞味期限が延長するものではありません。

先ほど紹介した通り、未開封ならなめこの賞味期限は一週間とされていますが、開けたらその日のうちに食べ切るようにして下さいね。

冷蔵庫の中は低温なので微生物の活動を抑え、腐敗を遅らせることができます。

しかし、劣化を止められるものではないのです。

目安となる賞味期限が過ぎたからと言って絶対にそのなめこが食べられないというわけではありませんが、あくまでも未開封の状態が大前提ということも忘れずに。

まとめ

  • なめこの賞味期限は見た目と臭いで見分ける
  • なめこの賞味期限は元気そうに見えるかどうかで判断する
  • なめこは賞味期限は書いてない
  • 真空パックのなめこは冷蔵で一週間
  • 未開封のなめこも早めに食べきろう

なめこは野菜と同じ生鮮食品として扱われるから、賞味期限の表示をしなくてもいいんですね。

購入するときに賞味期限が書いてないとどれが新鮮か見分け方に迷ってしまいますが、自分の目と鼻を頼りに判断するしかないようです。

見分け方のポイントを見極めたうえで「なめこを買ったらとにかく早く食べきる、すぐに食べない場合は冷凍しておく」たったこれだけでうっかり腐らせて捨ててしまうことがなくなります。

つまり、食費を無駄にせず、お財布にも優しくなれるんです。

おいしくなめこが食べられて家計を守ることにもつながるので、今回ご紹介したなめこの特徴や賞味期限の見分け方をぜひ参考にしてくださいね。

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