あなたはコーヒーが好きですか?
コーヒーを飲むのに、水筒に入れて持ち歩くことはありませんか?
淹れたてのコーヒーを、どこでも温かいまま好きな時に飲みたい!
温かいコーヒーを持ち運ぶために、保温可能な水筒を使うのは便利そうですよね。

ごみを増やさないから環境にもベリーグッド♪
ところがコーヒーを水筒に入れておくと、味がまずいという聞き捨てならない話を聞いたのです!
せっかくの大好きなホットコーヒーがまずいなんて…!
コーヒーを水筒に入れるとまずいというのは本当なのか、本当なら何が原因なのか。
どうすれば美味しいまま大好きなコーヒーを飲むことができるのか、調べてみました。
コーヒーを水筒に入れて保存するとまずいのはなぜ?

私が最近外出すると、飲み物をお気に入りの水筒やマイボトルに入れて持ち歩く人が増えていることに気づきます。
ゴミを減らそうと、皆さん意識を高く持って生活しているんですね!
好きな飲み物を水筒で持ち歩くのはとても良いことだなぁと思うのですが、コーヒーに関してはあまり良くないことがあります。
残念ながら温かいコーヒーを水筒に入れたままにしておくと、味がまずいということです。
もちろん、飲めないというほどではないのですが、入れたてのコーヒーに比べて風味が変わり「まずい!」と感じるのです。
なぜ水筒の中で時間が経ったコーヒーはまずいのでしょう?

いつまでも温かいまま美味しく飲みたいのに(泣)
それは、コーヒーが酸化することに原因があります。
コーヒーが酸化することで、風味を失い、嫌な酸味を感じるのです。
フルーティでさわやかな酸味とは違い、ツンとくるすっぱい味。
イヤな酸味ですが、ある工夫をする事で抑える事もできるのです!
なぜこのような変化が起きるのか、どうすれば酸味を抑えることができるのか、わかりやすく説明していきます☆
コーヒーを水筒に保存しても酸化させない方法はコレ!

コーヒーを水筒に入れたままにしておくと、時間の経過とともに酸化していきます。
これが酸っぱさの原因です。
コーヒーの酸化を抑えるためには「鮮度」「温度」「時間」の3つが重要ポイントです!
新鮮なコーヒー豆を使う
酸化はコーヒー豆を焙煎したところから既に始まっています。
表面積が大きい方が酸化スピードが早いので、粉のコーヒー豆の方がさらに早く酸化します。
一番良いのは、引きたてのコーヒー豆を使ってコーヒーを淹れること。

それはちょっと面倒かも!もっと簡単な方法は?
コーヒー豆の粉を冷凍庫で保管すると、鮮度を保つことができます。
焙煎したてのコーヒー豆を販売しているお店が近所にあれば、新鮮な豆を購入することができるのでおすすめです!
コーヒーの温度に気をつける
コーヒーは温度が高いほうが酸化スピードが早くなります。
水筒に入れて持ち歩く場合は、ホットコーヒーよりアイスコーヒーの方が断然酸化しにくいのです。
長時間保温し続けない
保温性の高い水筒は何時間も温かさがキープできるのがメリットですが、コーヒーに関してはデメリットにもなります。
水筒で高温のまま長時間保存し続けると、その間、酸化し続けることになるからです。
これは水筒だけではなく、コーヒーサーバーで保温され続けたコーヒーでも同じことが言えます。
水筒での持ち歩き時間は、あまり長時間にならないようにすると良いでしょう。
コーヒーを水筒で保存しても美味しい入れ方のコツ

コーヒーをまずいと感じる原因は、長時間高温で保存することで酸化してすっぱくなるからです。
酸化をストップすることは難しいのですが、入れ方を工夫することですっぱさを目立たなくすることはできます。
酸化を抑える
コーヒーを空気に触れさせないようにすると酸化をおさえることができます。
水筒にコーヒーをできるだけ多く入れ、空気が水筒に入るスペースを減らすような入れ方にしましょう。
すっぱさを感じにくくする
すっぱさを感じにくくするためには、より苦味の強いコーヒーを淹れる方法があります。
深煎りに焙煎されたコーヒー豆や、アイスコーヒー用の豆を使うと苦味が際立つコーヒーが淹れられます。
すっぱさをマイルドにする
砂糖やミルクを入れて味変することで、すっぱさを目立たなくできます。
乳脂肪分なども酸化しやすいので、水筒に直接入れず、外出先で混ぜることをおすすめします。
外出先でお湯を調達できるのなら、濃く淹れたコーヒーをお湯で薄める方法もおすすめ!
お湯用の水筒を持ち歩いてもOK。
これらの方法は砂糖やミルク、お湯などを持ち歩いたり混ぜたりする手間が必要です。
逆に言えば、ちょっとした入れ方のコツや味変でおいしくホットコーヒーを飲むことができるということですね♬
コーヒー用の水筒の条件&おすすめのボトル

コーヒーを外出先に持ち歩く時に、どんな水筒を選べば美味しさが長持ちするのでしょう?
自分の生活スタイルや使う目的に合わせるのが賢い選び方です。
私は電車で移動することが多いので、駅での待ち時間に飲みたいです♪
あなたはどこでどんな風に飲みたいですか?
コーヒー用の水筒の条件
インターネットで紹介される水筒はいろんな機能があって、何を選んでいいのか迷ってしまいますね。
入れる飲み物や使う目的によって条件をしぼって選んでみましょう!

今回はホットコーヒーだね!
気密性に優れたもの
持ち運びや温度をキープする力は真空断熱構造のものが優れています。
気密性が高い水筒を選ぶことで漏れることもなく酸化もしにくいので、安全に美味しくコーヒーを飲むことができます。
汚れ落ちの良さ
コーヒーは香り高い飲み物です。
うらを返せばにおいがつきやすいとも言えます。
コーヒーは脂分も多いので、汚れ落ちが良く匂いがつきにくい素材の水筒がおすすめです。
簡単に汚れが落とせて、新鮮なコーヒーの香りが楽しめる水筒がベストですね!
目的に合わせた容量
一人分のコーヒーを持ち運ぶのなら、200ml入りくらいの小さめな水筒をおすすめします。
酸化を抑えるために目いっぱい注ぐのならば、これくらいがピッタリですね!
何人かでアウトドアを楽しむならもっと大きいサイズを選ぶなど、目的に合わせて容量を選びましょう。
このように使うシーンや人数になどの条件に合わせて水筒を選ぶと、最後までコーヒーの美味しさがキープできるのです。
コーヒーにおすすめのボトル
カフアコーヒーボトル
コーヒー好きのために作られた、コーヒー専用のボトルです。
内側がふっ素樹脂加工なので、汚れやにおいがつきにくく衛生的。
飲み口が広めで、直接ドリッパーで淹れることもできます。
カラーバリエーションもコーヒーに似合う落ち着いた色合いで、まさに専用ボトルですね。
スタンレー真空マグ
シンプルなカラーとデザインがおしゃれな真空マグボトルは、アメリカの老舗魔法瓶メーカーのもの。
キャンプやアウトドアで使うイメージですが、オフィスなどの日常の使用にもおすすめです。
容量が230mlなので、一人分のコーヒーにピッタリです。
タイガー抗菌マグボトル
直接口にする水筒が抗菌タイプなら安心ですね。
飲み口に厚みをもたせ、マグカップで飲むようななめらかな口当たり。
細かな配慮をきかすあたりがさすが日本のメーカーです!
軽さやコンパクトさは、女性の小さなバッグにもおすすめです。
まとめ
- コーヒーを水筒に入れておくとまずいという説は本当。
- コーヒーは酸化することですっぱくなり、まずいと感じる。
- コーヒーの酸化は、新鮮な豆を使い空気に触れさせず短時間で飲み切ることで抑えられる。
- 深煎り豆を使うことで苦味を強調し、すっぱさを目立たなくさせなくできる。
- 濃く淹れて飲むときに薄めたり、砂糖やミルクで味をマイルドにすることで味を調整する。
- コーヒーを持ち運ぶのにぴったりの水筒を使う。
ごみを減らしたり、どこでも温かいまま飲めるなど、メリットがいっぱいの水筒。
大好きなコーヒーだから「まずい!」なんて感じず、ドリップした時と同じような美味しさで飲みたい。
それにはいくつかのコツがありましたね。
どれも難しくなくちょっとしたコツなので、すぐにでもできそうなものばかりです。
ぜひあなたも試してみて、コーヒーを持ってお出かけしましょう♪
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