牡蠣にあたるとどうなるの?ノロウイルスは人にうつる?食べる前に知っておきたい事

生活

一般的には牡蠣は食べるとあたるイメージを持たれる方が多いと思います。

牡蠣にあたるとどうなるんだろう?人から人へうつるってどういうこと?と、知らない方もいると思います。

恥ずかしながら私も知りませんでした。

調べてみますと牡蠣には色々な菌やウイルスが存在します。

特に牡蠣にあたると怖いのが人から人へうつるウイルスがあるということです。

そのウイルスとは、ノロウイルスなのです。

感染力が強く人から人へうつる確率が高いとても厄介なウイルスなのです。

私たち人間の体に忍び込んで苦しめているのです。

しかし、食べる前にきちんと予防していれば牡蠣にあたる事もなくて済みますし、人からうつる心配もありません。何も恐れることはないのです。

今回は牡蠣にあたる原因や症状、あたった時の対処法や予防策について紹介していきます。

なぜ牡蠣にあたるのか?人から人へうつるのか?

なぜ牡蠣にあたるのか?

牡蠣にあたる原因は主に4つあります。

それはノロウイルス・腸炎ビブリオ・貝毒・アレルギーです。

この4つの中でも特に多いのがノロウイルスで、生のままや加熱処理が不十分な場合に食べてしまうと感染する恐れがあります。

牡蠣がウイルスや菌を持っている理由

もともと牡蠣はウイルスや菌を持っていません。

牡蠣自体からウイルスや菌を作り出すこともありません。

牡蠣はプランクトンをエサにするので大量の海水を吸い込みます。

その大量に吸い込んだ海水の中からプランクトンを取り込んでエサにしています。

その時にプランクトンだけではなくウイルスや菌も取り込んでいて、牡蠣の体内に蓄積されているからです。

その菌やウイルスが蓄積された牡蠣を食べることで人間に感染します。

牡蠣は1日に約300リットルの海水を吸い込むと言われています。

牡蠣だけではなくアサリ・シジミ・ハマグリ・赤貝なども体内にウイルスが蓄積されますが生で食べる機会が牡蠣よりも少ないので、あまり注目されていません。

牡蠣にあたりやすい人

牡蠣にあたりやすいひと、あたりにくい人がいるのはなぜなのでしょう?

それはその人が持っている免疫力に大きく関わってきます。

食生活が不規則だったり、睡眠不足だと免疫力が低い可能性があり、牡蠣にあたる確率が高いです。

また、高齢者や子どもも免疫力が低いので牡蠣にはあたる確率が高いです。

上記にも書いたとおり、牡蠣にあたる主な原因がノロウイルス・腸炎ビブリオ・貝毒・アレルギーの4つですが、この中で人から人へうつるのがノロウイルスです。

ノロウイルスの恐ろしさ

ノロウイルスは人を選ばず、誰でもなりうる可能性のある感染性胃腸炎です。

長く免疫が持たないので何度もかかります。

主に冬にピークを迎えますが、年間通してかかります。

熱や乾燥にも強く長く生き延びるウイルスです。

感染力がとても強くて少しのウイルスでも感染してしまいます。

ノロウイルスに感染した手指や食べ物を介してどんどん人から人へ感染していきます。

症状が治まっても体内にノロウイルスが残っている場合があるので、知らないうちに人にうつることも多いのです。

感染経路は3つあります。

                感染理由
接触感染 
感染者の便や嘔吐物に触る
感染した食べ物を食べたり触る
飛沫感染感染者の嘔吐物が飛び散った時に飛沫を吸い込む
空気感染感染した便や嘔吐物が乾燥してほこりにくっついて空気中に舞い上がり吸い込んでしまう

などがあります。

実際は牡蠣を食べてノロウイルスにうつることは少なく、ノロウイルスが付着した手や食べ物からうつることがほとんどなのです。

やっかいな不顕性感染

不顕性感染(ふけんせんかんせん)をご存じでしょうか?

ウイルスに感染しているのにも関わらず全く症状がでないことを言います。

症状が出ていないから「大丈夫!」と思いがちかも知れないですが、大丈夫じゃないんです。

これが不顕性感染のやっかいなところなんです。

辛い症状が出ている感染者と同じくらいのノロウイルスを排出しているのです。

ノロウイルス不顕性感染者の割合は30%~50%と言われていて、知らない間に周りの人に感染が広まってしまうのです。

学校や施設でノロウイルスの集団感染が発生するのは、不顕性感染が原因が多いのです。

症状が出ない分、対策もおろそかになりがちです。

牡蠣にあたると引き起こす様々なつらい症状

牡蠣にあたるとおなかが痛くなったり、下痢が続いてトイレを何度も往復するなど、よく耳にしますが実際ノロウイルスにあたるとどのような症状が起こるのでしょうか?

ノロウイルス・腸炎ビブリオ・貝毒・アレルギーの引き起こすつらい症状をまとめてみました。

ノロウイルス

下水処理で処理しきれなかったノロウイルスが牡蠣にたまって人に感染します。

症状腹痛・吐き気・下痢・嘔吐が主な症状。そのほか発熱・頭痛・筋肉痛
潜伏期間1日~2日程度
人へうつる? 人から人へうつる

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオに感染した牡蠣や魚介類などから体内に侵入します

症状腹痛・吐き気・下痢・嘔吐が主な症状 発熱           
潜伏期間  8時間~24時間(早いと3時間程度)
人へうつる?人から人へうつることはない

貝毒

海水にいる毒のあるプランクトンを牡蠣が食べたことにより体内に毒素がたまります

症状腹痛・吐き気・下痢・嘔吐が主な症状             
潜伏期間30分~4時間
人へうつる? 人から人へ移ることはない

アレルギー

牡蠣を食べて毎回症状が出る場合はアレルギーの場合があります

症状腹痛・下痢・嘔吐。喉のかゆみ・発疹やじんましん
潜伏期間1時間~2時間
人へうつる? 人から人へうつることはない

牡蠣にあたると共通している症状が多い事がわかります。

下痢や嘔吐は体に入った菌やウイルスを出すための体の防御反応なのです。

牡蠣にあたったときの対処法と病院に行く目安

牡蠣にあたると腹痛・吐き気・下痢・嘔吐・発熱などの症状が出ますが、個人差があり症状が軽い人や重い人がいます。

下痢だけど発熱がない、下痢だけど吐き気がないなど、軽い症状で病院に行かなくてもいい場合の対処法や病院に行く目安を紹介していきます。

対処法

水分補給

牡蠣にあたると脱水症状になってしまうので、水分はしっかり飲みましょう。

一気に飲むと吐き出してしまうおそれがあるので、こまめに飲みましょう。

水でもいいですが塩分や電解質が入っているスポーツドリンクがいいです。

コーヒーや紅茶・緑茶などカフェインが入っている飲み物は利尿作用があるので、飲まないようにしてください。

消化が良く栄養のある食べ物を摂る

牡蠣にあたると胃腸が弱るので消化の良いおかゆやうどんなどを食べるのがいいでしょう。

食物繊維の多い食べ物は胃に負担がかかるので控えてください。

冷たい食べ物より温かい食べ物を食べるといいでしょう。

また、果物は食べやすく栄養価が高いのでおすすめです。

下痢止めを飲まない

下痢が酷いからといって、下痢止めは飲まないでください。

体が悪い菌やウイルスを排出しようとしているので下痢止めを飲むと菌やウイルスが体内にとどまって症状が長引きます。

安静にする

なるべく外出はしないようにしましょう。

周りの人にノロウイルスをうつす可能性があります。

症状が軽くなっても油断はできません。

体力が回復して食事がきっちりできるようになるまで安静にしておきましょう。

症状が軽い時の対処法ですが、症状が軽くても不安な時は病院に行きましょう。

病院に行く目安

・水分補給ができない

・高熱がでる

・尿の出が少ない

・2、3日同じ症状が続く

・小さい子どもや高齢者

個人差はありますが、水分をしっかり摂って胃腸を休めて安静にすると自然と治ることもあります。

水分補給をして菌やウイルスを排出することがとても大事なのです。

残念ながら特効薬はありません。

脱水症状にならないように気を付けることが大事です。

早い判断と対処で症状が悪くならないように心がけましょう。

特に子どもや高齢者は免疫力が低いのですぐに病院にいきましょう。

牡蠣にあたる前に知っておきたい予防策とは?

秋から冬にかけて旬を迎える牡蠣。

牡蠣はとても栄養が豊富で「海のミルク」と呼ばれています。

牡蠣は焼いたり蒸したりフライにしたり鍋に入れたりと、いろいろな料理を楽しめます。

しかし、きちんと予防して食べないと牡蠣にあたる事があり大変なことになります。

栄養豊富で美味しい牡蠣をあたらないように安全に食べれるようにするには気を付けないといけないことがあります。

牡蠣にあたるのを予防するためにいくつかポイントがありますので紹介していきます。

生食用か加熱用かを確認する

生食用は保健所から指定されたきれいな海域で育った牡蠣です。

定期的に水質検査をしていて細菌数の基準をクリアしているので生で食べることができます。

しかしノロウイルスの基準ではないのでノロウイルスに感染しない保証はありません。

加熱用は指定域以外でとれた牡蠣で、加熱することを前提とされています。

なので加熱用を生で食べるのは絶対にやめましょう。

生食用の方が新鮮だと思われがちですが、関係ありません。

鮮度の違いではなくて、牡蠣が育った海域で生食用と加熱用で分けられています。

加熱して食べる

加熱することによってあたる確率が格段に下がります。

85℃から90℃で90秒以上加熱すると菌やウイルスはなくなるので、しっかりと火を通すことが予防になります。

注意してほしいのが生食用だからと言って絶対にあたらないとは限りませんし、牡蠣を洗ってもノロウイルスは洗い流せません。

やはり予防する上でも加熱することをおすすめします。

手洗いをしっかりする

基本的なことですがとても重要です。

牡蠣を触った手でほかの食材を触ってしまうと菌やウイルスが移ってしまうことがあります。

牡蠣を触ったら一度しっかり手を洗ってからほかの食材を扱うようにしましょう。

手の洗い方

  1. 水で手を濡らし、せっけんをつけて手をよくこする
  2. 手の甲、指や爪をこする
  3. 指を洗い、親指と手のひらをねじりながらあらう
  4. 手首を洗う

手を洗う時のポイント

よく泡立てること。

泡立てることにより細かい手のシワにせっけんが入り込みます。

すぐに洗い流さずに30秒は洗いましょう。

面倒くさいかも知れませんが2回洗うことをおすすめします。

2回手を洗うことでよりウイルスをより除去する効果がでます。

調理器具を良く洗う

牡蠣を調理した時の調理器具はしっかりと洗いましょう。

洗剤で充分洗った後、熱湯をかけたり0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで10分程つけおき洗いしましょう。

アルコール消毒は効果がありません。

0.02%の次亜塩素酸は簡単に作ることができます。

用意するもの

  • 空の500ミリペットボトル
  • キッチンハイター

作り方

  1. ペットボトルに水を半分入れる
  2. キャップ2杯分のハイターをペットボトルに入れる
  3. ペットボトルに水を足していっぱいにしてかき混ぜる

使用するときの注意点

  • 素手では使わずビニール手袋をつける
  • 皮膚にかかった時はすぐに水で洗い流す
  • 充分な換気をする
  • 洗剤と混ぜると有毒なガスが発生する恐れがあるので決して混ぜない
  • 作り置きをしない

キッチンペーパーや雑巾に次亜塩素酸を含ませて拭く。

そのあと水拭きする。

テーブル・椅子・水道の蛇口・ドアノブ・取っ手・受話器・電気のスイッチ・エレベーターのボタン・便座のフタなどよく手に触れるところを消毒しましょう。

体調が良くないときは食べない

きっちり予防をしても体調が良くないときは食べないようにしましょう。

体調が良くないときは免疫力が低下していますので、牡蠣にあたる可能性が高いです。

体調が良くなってから食べましょう。

まとめ

Persimmon nabe
  • 牡蠣にあたる原因は主に4つ
  • ノロウイルスは人から人へうつる
  • 牡蠣にあたると症状が共通している
  • 牡蠣にあたっても症状がでない場合がある
  • 牡蠣にあたった場合は脱水症状に気を付ける
  • 予防対策をすれば牡蠣にはあたらない

私自身、牡蠣は大好きで毎年冬になるとたくさん食べるのですが、あたった経験は一度もありません。

なので、牡蠣にあたるとこんなにも大変なことになるんだなと、怖くなりました。

今後、牡蠣にあたるかも知れない!と肝に銘じて食べたいと思いました。

特にノロウイルスになると人にうつる事もあるので、周りにも迷惑をかけてしまいます。

家族や友人で牡蠣を食べるときは人から人へうつるリスクがあるので、きっちり予防対策をして牡蠣を堪能したいですね。

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