今や日本の住宅ではフローリング仕様になっている部屋が多くなっています。
日々、汚さないように生活していてもホコリやゴミは溜まっていくものです。
汚れがひどくならないようにマメに水拭きをしてキレイに保ちたいですよね。
しかし、「フローリングを水拭きするのはダメ」と聞いた事はないでしょうか?
「フローリングが痛む」「ワックスがはがれる」など真相はどうなんでしょうか?
調べたところ、フローリングの水拭きはダメじゃありません!!
そう!正しく水拭きをすればダメじゃないんですよ。
では、どういうところに気を付けるのか?
また、疲れず簡単に出来るお手入れ方法などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
フローリングの水拭きはダメじゃないけど気を付ける点

フローリングの水拭きはダメじゃないけど気を付けないといけない点があります。
ダメだと言われる理由と、気を付ける点を解説していきます。
水拭きはダメではない
フローリングは木材の表面に加工をした床材です。
木材を使用した床材なので、水を吸い込むと痛んでしまうので水拭きはダメだと言われています。
しかし、フローリング材の表面には水分が染み込みにくくなるようにコーティングされているので、水拭きをしても染み込むことがありません。
どうしてダメと言われるの?
- 水拭きによってフローリングが痛む
- 水拭きによってワックスがはがれてしまう
- 水拭きによって雑菌やカビが繁殖する
一つずつ解説していきますね。
水拭きによってフローリングが痛む
確かに木材は水分を含むと膨張してしまいますが、水拭きでフローリングを傷めることはないです。
上記に書いた通り一般的なフローリングは水分を吸わないように加工されています。
しっかりと絞った雑巾ならフローリングを傷める心配はありません。
水拭きによってワックスがはがれてしまう
確かにワックスは水分に弱いと思われがちですが、良く絞った雑巾の水拭きならワックスは急激に落ちません。
普通に生活をしていればワックスは落ちていくものなので、半年に一度はワックスがけが必要なのです。
水拭きによって雑菌やカビが繁殖する
雑菌のついた雑巾を使う事によって雑菌を拡げてしまう可能性はあります。
ですので、キレイな雑巾を使えば雑菌を拡げてしまう心配はありません。
使い終わった雑巾はキレイに洗ってしっかり乾かしましょう。

適当にしていた水拭きだったけど、気を付けていれば何の問題もないんだね!!
フローリングの水拭きの頻度はどれくらいがベスト!?

「掃除機はよく掛けるけど、水拭きってどれくらいの頻度ですればいいの?」と思っている人は多いはず。
なるべく汚れを溜めずにきれいにフローリングを保つ水拭きの頻度や、水拭きのポイントなどをご紹介していきます。
月一回の水拭き
毎日フローリングの掃除をしていてもキレイにできない汚れもあります。
そのために月に一回は水拭きをして汚れを取り除きましょう。
汚れを放っておくと黒ずみなどの原因にもなるので衛生的によくありません。
汚れの程度によって水拭きの頻度を変える
家庭によって家族構成がちがうので汚れ方も千差万別。
お子さんがいれば食べこぼしの汚れや、素足で歩くと皮脂の汚れがフローリングに付着します。
汚れが目立つ部分だけでも週に一度は水拭きをしましょう。
また、キッチン周りは油や水が跳ねてフローリングに付くので、汚れが取れにくくなる前に週一回くらいで水拭きをしましょう。
疲れないで水拭きをするポイント
フローリングの水拭きは肉体労働なので無理しないことを心がけましょう。
汚れに気付いた時点でサッと拭きとればOKです。
「月に一度の水拭き」と紹介しましたが、フローリングが何となく「くすんできたな」と思ったら水拭きをする目安です。
一度に全体を水拭きをしようと思わないで疲れる前に中断して、次回に回しましょう。
「雑巾が一枚汚れたら終わる」という風に決めて水拭きをするのもいいかも知れませんよ。

疲れちゃうと掃除する気がなくなっちゃうんだよね~
フローリングの水拭きは面倒!簡単なお手入れ方法3選

「フローリングの水拭きはとても面倒」と思っているのはあなただけではないはずです。
できれば簡単に終わらせたい・・。
そんな面倒な水拭きにおさらばできる簡単なフローリングのお手入れ方法があります。
難しくなく簡単にキレイなフローリングを保てますよ。
簡単なお手入れ方法
フローリングの正しいお手入れ方法をご紹介していきます。
正しくフローリングをお手入れすることによってフローリングを傷めずに済みますよ。
ホコリやゴミを取り除きましょう
ホコリやゴミが残ったまま水拭きしてしまうとフローリングを傷つけてしまいます。
ここで注意してほしいのが、掃除機を使わないようにしましょう。
掃除機の排気でホコリが舞い上がってしまうからです。
フローリングワイパーなどでしっかりとホコリやゴミを取り除きましょう。
しっかりと絞った雑巾で拭きましょう
ホコリやゴミを取り除いたら、しっかりと絞った雑巾で拭きます。
ゆるく絞った雑巾だとフローリングに良くないので、できるだけ硬く絞った雑巾で拭きましょう。
乾いたぞうきんで乾拭きしましょう
最後は乾いたぞうきんで乾拭きします。
このひと手間で床が乾き、水拭きの跡も残りません。
フローリングモップを使うとかがまずに済むので、疲れずに簡単に水拭きができますよ。
フローリングの汚れが水拭きでは落ちない時のおすすめ

水拭きだけでは落ちにくいこびりついた汚れはどうすればいいか分からない時がありますよね。
力任せに雑巾で水拭きを続けてもフローリングが傷つく場合も。
そうならない為に簡単に汚れを落とすおすすめをご紹介しますね。
中性洗剤
油汚れや黒ずみなどの汚れはお湯で拭くのも効果がありますが、台所用の中性洗剤を使うと簡単に汚れを落とすことができます。
洗浄液の作り方と手順
- バケツにぬるま湯を2リットル入れる
- 台所用の中性洗剤を小さじ1入れてよくかき混ぜる
- 雑巾に洗浄液をしみ込ませてしっかりと絞り、汚れを拭く
- 水拭きをして台所用の中性洗剤を拭きとる
- 仕上げに乾拭き
ついつい、濃い洗浄液を使いたくなると思いますがフローリングを傷めるのでやめましょう。
重曹
重曹はアルカリ性なので、油のタンパク質を分解する性質を持っています。
ですので、酸性の油脂や油汚れを落とすのに効果的です。
また、消臭効果があるのでフローリングを素足で歩く家庭にはおすすめです。
重曹水の作り方と手順
- バケツに水1リットルをいれる
- 重曹を大さじ2杯入れてよくかき混ぜる
- 雑巾に重曹水をしみ込ませてしっかりと絞り、汚れを拭く
- 水拭きをして重曹水を拭きとる
- 仕上げに乾拭き
汚れた雑巾は取り替えてキレイな雑巾を使いましょう。
重曹の注意点とリスク
重曹を使ったフローリングのお手入れには注意点がありますのでご紹介していきますね。
①重曹の濃度を濃くしない
汚れがひどいからといって、濃度の濃い重曹を使うのはやめましょう。
濃度の濃い重曹を使うとフローリングのワックスが溶けてしまいます。
ワックスのはがれが気になる場合は台所用の中性洗剤を使うようにしましょう。
②フローリングの材質を確認
フローリングの材質を必ず確認してください。
無垢材や生木に重曹を使用してしまうと黒く変色してしまう場合があります。
③ゴム手袋を着用
重曹はアルカリ性なので、素手で使用すると肌荒れの原因になります。
ですので、必ずゴム手袋を着用しましょう。
特に皮膚の弱い方や敏感肌の方は注意してください。
重曹は色んな店で売っていて、値段もバラバラだけど100均の重曹で十分です。
350g〜500g入っているので、たくさん重曹水が作れるのでおすすめですよ。

重曹には「掃除用」と「食用」があるんだよ!!
食用として重曹が欲しい時は「食用」って書いた重曹を買ってね!!
まとめ

以上、フローリングの水拭きはダメじゃない!!疲れない簡単なお手入れ方法をご紹介しました。
- フローリングの水拭きはダメじゃない
- フローリングには水分が染み込みにくくなるようにコーティングされている
- しっかりと絞った雑巾で拭けばフローリングを傷めることはない
- 汚れがひどい時は台所用の中性洗剤や重曹を使うとよい
- 月一回の水拭きでよい
フローリングに掃除機は掛けても、水拭きは滅多にしていませんでした。
フローリングワイパーを使ってチョチョっと乾拭きする程度でした。
フローリング板が傷むという疑問がありましたが、ダメではない事が分かったので、これからは安心して水拭きができます。
汚れがひどくなる前に定期的に掃除しておく事も大事ですね。
汚れがひどくなってしまうと水拭きも一苦労しますからね。
また、上記にも書いた通り、一度に全体を水拭きしようと思わないという心がけは大事だと思います。
一度に全部してしまうとどうしても疲れてしまって、次からの掃除がやりたくなくなってしまいますからね。
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