エアコンが効いている部屋にいると、初めは快適だったはずなのに、いつの間にかだるくなっていることがあります。
特に足は体の中でも群を抜いて、だるさを感じます。
足のだるさは、目に見えないけれどとても辛いのですよね。
だるすぎて、足を切って落としたくなるほどです。
エアコンが欠かせない時期に、そのような辛い思いをしながら解消法を探している人は、案外多いのではないでしょうか。
足がだるいときは、エアコンによって溜まった床面の冷気をかき混ぜて、ふくらはぎを温めると、症状が緩和しますよ。
また、マッサージも効果的です。
その他にも足がだるいときの解消法が、いくつかあるのでご紹介しますね。
エアコンによる、足のだるい感覚を少しでも緩和できる解消法が、見つかりますよ!
エアコンが効きすぎて足がだるいときの解消法!
足がだるいと感じる原因の1つに、「冷え」があります。
特にエアコンが効いている室内では、いつもより足がだるいと感じやすくなります。
長時間同じ姿勢で座っているのも、足がだるくなりやすい原因になります。
これは、運動不足により、ふくらはぎの筋肉が硬くなって血液循環が悪くなり、老廃物が溜まってしまうためです。
特に女性は冷え性傾向の人が多く、足がだるくなりがち。
夏はエアコンが効いた室内にいることも多いので、冷えが悪化し、更にだるい症状が出てしまうのです。
足がだるいと感じたら、体全体が疲れていると思っていいでしょう。
足のだるさを取り除く解消法を知り、早めのケアを心がけて、だるさを早急に取り除く必要があります。
あのしんどい、足のだるさが冷えからくるものだったなんて…。
私は足がだるくても、特別な対処をせずに過ごしてきました。
だるさを放っておくと、足が太くなるらしいですよ。
なんてことでしょう!
歳を重ねると、体重が変わらなくても体のラインは崩れると聞いてはいましたが、きっとこういった不調を野放しにしていた結末なのでしょうね。
これはイカン!早急に解消法を頭に叩き込まなくては。
いつまでも若々しく、ハツラツと動ける女性でいるために、足のだるさを取り除きましょう!
エアコンの温度設定を見直して空気を循環させる
足がだるいと感じるのは、エアコンの温度設定が低いことで、体が冷えてしまうからです。
どんなに暑い日でも必要以上に体を冷やさないよう、エアコンの温度は26度~27度くらいまでにしましょう。
暑さが和らぐ夜の時間帯は28度に設定するなどして、こまめに温度管理をしてください。
それだけでも、足のだるい症状を緩和させることができますよ。
けれども、エアコンを付けると足元だけが異常に冷えますよね。
それは、空気の性質によるものです。
空気には、冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ流れる性質があります。
そのため、上半身が快適だと感じるエアコン設定にしても、足元が寒くなるというわけです。
天井と床の温度差は、5度以上にもなるとか。
ここまで温度差があると、足が冷えるのは当たり前ですね。
そこで登場するのが、サーキュレーターや扇風機です!
床面に溜まった冷気と、天井部分の温かい空気を混ぜ合わせて、全身が快適だと感じる温度にしましょう。
そうすれば、足元も過ごしやすい室内温度になります。
扇風機やサーキュレーターが、足のだるい解消法に一役買ってくれるのですね。
我が家にあるのは、扇風機。この機会に、サーキュレーターの購入を考えてみようと思います!
ふくらはぎと足を温める
ふくらはぎは、足先に行った血液を、心臓に戻すポンプのような役割があります。
ふくらはぎが冷えたり、硬くなったりすると、ポンプの役目を果たせないので、血流が悪くなり冷えが進み、足がだるい原因になります。
- ブランケットで足を覆う
- レッグウォーマーを履く
- 着圧ソックスを履く
このような方法で、エアコンの冷気からふくらはぎをガードしましょう。
特に寒い場合は、ズボンの下にレッグウォーマーを着用すると、冷え対策はバッチリですよ。
また、足先も冷やさないように、スリッパや靴下を履くことをおすすめします。
靴下は汗をしっかり吸い取ってくれる、タオル生地が理想です。
自分の足汗が靴下に吸収されず、冷えて寒くなることがあるからです。
ホテルや使い捨てのスリッパは、タオル生地の物が多いですよね♪
冷えやだるさを軽減してくれるアイテムと知ったなら、活用しない手はございません!
衣類を一枚足すという簡単な工夫次第で、冷えからくる足のだるさを予防できるのですね。
だるさを取り除くマッサージをする
準備運動などで行われるアキレス腱伸ばしは、ふくらはぎに滞留した血液を流す効果があります。
滞留している血液には老廃物が溜まっているので、流すことで足のだるさが軽減されます。
場所を取らず、気が向いたときに行えるので、休み時間などに息抜きを兼ねてアキレス腱を伸ばしてみてくださいね!
足がラクになるのを感じるはずです。
簡単にできるのに、効果が大きくて驚くと思いますよ。
その他にも、
- 足の指と指の間に手を入れて、足首を回す
- 足裏をマッサージする
- 足の指を一本一本引っ張る
- 足の裏を反らしたまま、膝を伸ばす
などの解消法も効果的です。
1日5分で十分効果を感じると思います。
入浴後は血流が良くなっているので、更に効果アップ!
足のだるさを取り除くと、足瘦せにも繋がるので、一石二鳥です。
また、足のだるさと同時に感じるのが「むくみ」ですね。
むくみは足に1番出やすく、自覚症状がある人も多いのではないでしょうか。
むくみは放っておくと慢性化しますので、こちらも早めの対策をおすすめします。
早速むくみの予防法を紹介します!
エアコンによる足のむくみを予防して解消しよう!
足のむくみがあると、靴がきつくなったり、足が太く見えたり、女性にとってはイヤな事ばかり。
むくみも、エアコンにより冷えた体から起こる症状です。
エアコンで冷えた室内にいると、汗をかく機能が奪われ、むくみになります。
また、塩分の摂りすぎも要因の一つだと言われています。
体を冷やさないように服を1枚多く着る、エアコンの風が直接当たらない場所に移動するなど、心がけ1つでむくみ予防になりますよ。
むくみにくい状態を心がける、小さな一歩が大切ですね。
塩分はほどほどに
塩分は、体に水分を溜め込む働きがあります。
塩分をとりすぎると喉が渇き、水分を欲しますよね。
必要以上に取り込んだ水分が、むくみになって現れます。
エアコンが効いた部屋でインスタント食品を食べるのは、冷え+塩分という負のループに陥るので、お控えくださいね!
水分は常温か温かいものを
足に溜まった老廃物を排出するために、水分補給はとても大事です。
しかし、キンキンに冷えた飲み物は体を冷やしてしまいますので、なるべく温かい飲み物にしましょう。
冷たい飲み物の場合は、常温になってから飲むと体が冷えませんね。
また、しょうがやシナモンなどの体を温める効果を持つ食材を、紅茶に入れて飲むのも効果的です。
ハーブティーも、胃や腸の動きを整える働きがあるので、体を温めるのに一役買いますよ。
ここで注意すべき飲み物は、アルコールです。
アルコールを摂取すると、体は水分を欲するので、必要以上に水分を摂ることになってしまいます。
お酒を飲んだ翌日に顔がむくんでいるのは、余分に水分を摂取してしまった結果だったのですね…。
むくみが気になるときは、アルコールの量を控えてみましょう。
その他にも、甘い飲み物は体を冷やすので、水分を摂るときは無糖の飲み物にしてくださいね。
筋肉を付ける
むくみは男性より圧倒的に女性の方が、多く現れます。
何故かというと、女性は男性に比べ筋肉量が少ないので、血液を体に送る力が弱いからです。
血液が体内に留まり、老廃物を流せないことでむくみが発生します。
ふくらはぎなど、重力がかかる部分ほどむくみやすくなります。
そこで足に筋肉を付けることで、むくみを予防することができます。
取り入れてほしいのは、ウォーキングとジョギングです。
ただ、新しいことを急に始めるのは億劫ですよね。
三日坊主になりがちなパターンかもしれません。
そんなときは、エスカレーターやエレベーターを使わずに、階段を利用することから始めてみてはどうでしょう。
最寄り駅までバスを使わずに歩く、いつもより手前の駅で降りて、歩いて帰る、などの手もあります。
それも面倒だと感じるならば、仕事の合間に軽い屈伸運動をする、などでも効果がありますよ!
何事も小さなことからコツコツと。
そんなこと?と思えてしまう小さな積み重ねが、のちにむくみ知らずの足を作り上げるのですから、やったもん勝ちです。
運動をして、筋肉を付け、血流をよくして、冷えにくい体質になりましょう。
足のだるさ、むくみを予防して解消する方法をご紹介しましたが、だるさ・むくみを放っておくとどうなるか知っていますか?
答えは「痛くなる」です。
足の不調をそのままに、特別な対策をしないでいると、最終的に痛みを発するようになります。
では、足に痛みが出たらどうすれば良いのでしょうか。
次にご紹介するのは、痛みの対処法と予防法です。
エアコンが効きすぎて足が痛い!原因の冷え性を治そう!
エアコン漬けになって体が冷えると、頭痛・肩こり・食欲不振などの体調不良に陥ります。
エアコンで足が痛いと感じるのも、体調不良の1つと考えて良いでしょう。
足がだるい・むくむといった症状は、まだ我慢できますが、痛みを伴うようになると何も手につかなくなります。
雪の中に手を入れた状態で、どのくらい耐えられるかと聞かれたら、ものの数秒でギブアップすると自信満々に答えられます。
そのくらい冷えからくる痛みは、耐え難いものがあります。
このような循環で、冷えからくる足の痛みはどんどん悪化します。
足が痛いと感じる前に、冷えの根本である「冷え性」を治しましょう。
お風呂は湯船につかって
冷え性は、男性で4割、女性で8割の人に自覚があると言われています。
冷え性改善の近道は、体の内側を温めることです。
シャワーは体の表面しか温められないので、お風呂に入るときは湯船につかりましょう。
熱すぎない温度にして浸かることで、血の巡りが良くなり、体の深部からポカポカと温まりますよ。
快適に入れる温度は40~42℃です。
肩までしっかり浸かり、全身の筋肉を和らげましょう。
浸かるのが苦手なら、湯船の中で足マッサージをするのがおすすめ。
湯船の中で手持無沙汰にならないし、全身入浴で体が温まる上に、足のむくみやだるさも取れちゃいます!
ただし、長時間入浴は、発汗した汗が冷えてしまって、冷え性の人には逆効果となりますので、要注意。
しっかり浸かって、体の内側からじんわりと温かくなるのを感じたら出ましょう。
冷え性には特効薬がありません。
生活習慣を見直し、継続することが1番のお薬になります。
できることから始めて、習慣にしていけば、冷え性の改善にきっと繋がります。
エアコンで足が痛いと感じたら、まずは湯船にお湯を張ることから始めてみましょう。
食事を見直す
「3食しっかり摂らなくちゃ」と思っていませんか?
成長期真っ盛りの子供ならともかく、大人であれば3食にこだわる必要はありません。
今食べたくないな、と思ったらそれは体が「食べないで良いよ。内臓を休ませて。」と言っているサインです。
この体のサインを無視して、食事を摂らなくては!という義務感で食べてしまうと、どうなるでしょう。
体の修復をするはずだった細胞たちが、消化活動に専念せざるを得なくなります。
本来のベストな体の状態から、どんどん遠ざかってしまうのですね。
よって、冷え性をはじめ、体のあちこちに不具合が生じるわけです。
食べたいと思ったときに食べましょう。それは体が欲しているサインだから。
とはいえ、何を食べても良いというわけではありません。
体に良いものを摂取することが大切です。
体を温める食材を意識して、食べるといいですね。
根菜類・しょうが・納豆などの発酵食品は、体を温める効果があります。
じゃがいも・にんじん・大根・ごぼうの煮物は、冷え改善にぴったりな料理と言えます。
まとめ
- エアコンが効きすぎて、足がだるいときの解消法は、エアコンの温度を26度~28度にして、空気を混ぜること
- 足がだるいときは、ふくらはぎや足先を温めると、症状が和らぐ
- 足をマッサージすることでも、だるい症状は緩和される
- 足のむくみを取る解消法は、塩分控えめな食事をし、温かい飲み物を摂取して、体を動かし足の筋肉を付けること
- 足が痛むときの解消法は、湯船につかり、体が望む食生活を心がけること
エアコンによる足のだるさ・むくみ・痛み・冷えは、万病の元とも言われています。
エアコンを正しく使って、自分の体と向き合い、日々の生活習慣を見直すことで、元気いっぱいに過ごせるでしょう!
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