「生野菜サラダ」と言っても、いつも食べているブロッコリーは加熱されていませんか?
ゆでたブロッコリーにマヨネーズをかけて食べるばっかりで味に飽きている。
とお悩みではないですか?
そんな時、ブロッコリーはゆでずに生で食べましょう。
楽しいパリポリ食感と濃厚なおいしさに、きっとあなたも箸が止まらなくなりますよ。
私も初めて生ブロッコリーのサラダを食べたときは「こんなにラクして作ったのに、おいしくていいのか」と思ったくらい。
この記事では、簡単に作れる生ブロッコリーのサラダをご紹介。
ブロッコリーを加熱せず、生で食べたことがないあなたはぜひ参考にしてみてくださいね。
ブロッコリーは加熱せずに生でサラダに入れてOK!

海の外に出てみるとアメリカやカナダなどの国では、サラダに入れるブロッコリーを生で食べる習慣があるそうです。
ブロッコリーを調理をするとなるとたっぷりのお湯を沸かすことが必要ですが、それが結構面倒なんですよね。
特に家族がお腹を空かせて待っているときは、そのお湯が沸くまでの時間がもったいない、もっと手軽にサラダを作れないものかと感じていました。
ゆでなくていいなら調理がとても簡単で、時短になりそうですよね。
海外ではどうやって生ブロッコリーのサラダを食べているのか知りたい。
とても気になったので、調べてみました。
ブロッコリーは生がおいしい!おすすめの食べ方は?

好奇心旺盛な私は、まず実際に生のブロッコリーをそのまま食べてみたんですよ。
感想は…予想通りで、期待外れ。
味がどうこう言うよりもガリゴリ固い食感で、繊維が口に残る感じがどうも苦手でした。
そもそも、加熱したブロッコリーを食べ慣れている私たち日本人にとって、いきなり生のブロッコリーにかじりつくのってちょっと抵抗ありますよね。
私と同じように感じる方も多いのではないかと思うので、日本人向けの食べ方をご紹介していきます。
生ブロッコリーの作り方
材料
ブロッコリー 1株
塩 小1/4
水 大3
作り方
1.ブロッコリーをよく洗い、小房に分けて切る
2.フライパンにブロッコリーを入れ、塩、水を加えて中火で3分加熱する
3.ざるにあげて冷ます
いつも面倒臭いと感じていたブロッコリーをゆでる作業。
このレシピ通りに作ればたったの大さじ3杯の水を入れるだけでいいんです。
この食べ方を知っていれば、もうブロッコリーのために大量のお湯を沸かすことから解放されます。
少し熱が加わるだけで、とても食べやすくて甘みも感じられるブロッコリーになるので、ぜひ試していただきたいです。
材料を混ぜ合わせるだけでできる簡単サラダはこちら。
パリポリサラダ
材料
生ブロッコリー 1/2株分
クラッカー 3枚
好みのドレッシング 大1
作り方
1.生ブロッコリーをお皿に盛り付ける
2.クラッカーを手で砕いてのせ、ドレッシングをかける
ブロッコリーとクラッカーのパリポリ食感が家族に好評です。
ゴロゴロサラダ
材料
生ブロッコリー 1/2株分
アボカド 1個
ゆでたまご 2個
マヨネーズ 大1
ケチャッブ 大1
作り方
1.アボカド、ゆでたまごをサイの目切りにする
2.材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる
マヨネーズとケチャップの合わせ技は、子どもが好きな味です。
ツナと塩昆布のサラダ
材料
生ブロッコリー 1/2株分
ツナ缶 1缶
塩昆布 大1
作り方
1.材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる
時間がないときでも、サッと作れます。
生ブロッコリーはアレンジしやすく、いろいろな食べ方が楽しめます。
ボリュームがしっかりで食べ応えもあるため、どれもお弁当にピッタリです。
私も平日は毎日主人のお弁当を作っているのですが、お弁当箱のサイズが大きくてなかなかスペースが埋まりません。
茶色いおかずが多いなかにみどり色のキレイな生ブロッコリーが入るだけで、ちょっとおいしそうに見えるので、活用しない手はありません。
ブロッコリーを生で食べるときの保存方法や保存期間

ところで、ブロッコリーの正しい保存方法や保存期間がどのくらいかご存じですか?
ブロッコリーを正しく保存するとおいしい状態を長くキープできるため、無駄なく食べきることができます。
私は買い物に行く頻度も減り、結果的には時短や節約にもつながりました。
生で保存する場合は基本的に冷蔵庫で、軸となる茎の部分を下に向けて立たせた状態で保存しましょう。
つぼみの部分が成長して傷みやすくなるため、ブロッコリーは生のままで常温保存はNGです。
みどり色のもこもこしたつぼみの部分をキッチンペーパーで覆うように包んで、そのうえからラップで包み、ポリ袋をかぶせて軽く口を縛るとさらに長持ちします。
他の食材を劣化させてしまうエチレンガスを発生させるため、このように何重にも重ねると安心です。
生で冷蔵保存の場合は2週間を目安に食べきるようにしましょう。
ブロッコリーは冷凍保存も可能です。
冷凍する場合は小房に分け、先ほど紹介した方法で蒸し焼きにしてから、生ブロッコリーを保存すると長持ちします。
保存期間は約1ヶ月です。
サラダにして食べるときは前日から冷蔵庫に移して自然解凍するだけ。
炒め物など加熱調理するなら凍ったまま使えるので、常備してあると助かりますね。
ブロッコリーを生で食べるときに栄養を逃がさない方法

ブロッコリーの栄養は水に流れ出る性質があるためゆでて加熱するより、生のほうが栄養を逃がさず食べることが出来ます。
ブロッコリーを生で食べるときは、「洗い方」にちょっとしたコツがあるんです。
ブロッコリーの正しい洗い方
1.ボウルに水を張る
2.ブロッコリーの茎の部分を持ち、つぼみを下にして水の中に沈める
3.ふり洗いする
ブロッコリーは小さい虫が入り込んで隠れやすい、複雑な形をしているためよく洗ってから食べるようにしてくださいね。
私は虫が大の苦手なので触りたくないし、出来ることなら遭遇したくない人です。
気づかないうちに虫を口にするなんてことを想像すると鳥肌が止まらないので、丁寧に洗わずにはいられません。
小房に分けて切ってから洗ったほうがブロッコリーの密集している部分までよく洗えるとは思いますが、先ほど紹介したようにブロッコリーの栄養は切り口から水に流れ出やすいです。
栄養を逃さないという観点では、まるごと洗った方がいいと思います。
時間があるときはビニール袋にブロッコリーを入れつぼみが浸るくらいの水を加えてから15~20分程度つけ置き。
最後にふり洗いすると奥に隠れた小さい虫もおぼれて浮いてくるので中までしっかり洗えます。
すぐに食べたい、しっかり洗っている時間がない時にはブロッコリースプラウトもおすすめ。
サッと水洗いして生のまますぐに食べることができ、抗酸化などの効果が期待できる栄養が豊富です。
まとめ
- ブロッコリーは生でサラダにするのが海外では常識
- ブロッコリーを生で食べるなら、蒸し焼きにする食べ方が正解
- ブロッコリーは生のまま常温保存してはいけない
- ブロッコリーは加熱するより生のほうが栄養豊富
- ブロッコリースプラウトも手軽でおすすめ!
日本に住む私たちにとってブロッコリーは、ゆでたり焼いたりして加熱された状態で食べることが一般的ですよね。
私もこの記事を書くまではブロッコリーを生で食べるなんて考えもしませんでしたが、作ってみたら申し訳ないくらい簡単。
自分の引き出しが一つ増えたような、嬉しい感覚になりました。
ブロッコリーは栄養豊富で、サラダや副菜に万能に使えるので、主婦のお助け食材でもあります。
生ブロッコリーと聞いてちょっと気が引けてしまったあなたも、今回ご紹介したサラダならきっと好きになるばす。
分量は家族の人数や、自分の好みに合わせてちょうどいい量を探しながら作ってみてくださいね。
ラクにできる調理法をうまく活用して、食卓に彩りを添えていきましょう。
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