揚げ油の正しい保存方法は?簡単にできる?おすすめの容器や保存期間も解説!!

料理

揚げ物を揚げるときにはたくさん油を使いますよね。

その揚げ油を1回だけで捨ててしまうのはもったいないなぁ…と感じることはありませんか?

私も家で揚げ物料理をすることはたまにしかやらないからこそ、大量の揚げ油を1回で捨ててしまうのはもったいないなと感じてしまいます。

そこで使用した揚げ油が簡単に保存できたら嬉しいですよね!

今回は揚げ油を簡単に保存するための方法をお伝えします♪

  • 揚げ油は保存できる?
  • 簡単な保存方法はある?
  • おすすめの容器はある?

これらを解説していきますね。

揚げ油簡単に保存できるようになると、揚げ物へのハードルも下がりますよ!

ぜひ参考にしてみてください。

揚げ油の保存は簡単にできる?正しい保存方法は?

せっかく揚げ物料理をしても処理が面倒だなと感じてしまったりすることはありませんか?

また、大量に使用した揚げ油を1回使っただけで廃棄してしまうのはなんだかもったいない気もしてきてしまいますよね…。

ここでは揚げ物料理をするハードルを下げるために、使用した揚げ油を再利用することができるのか、どのように保存をしたら良いのかを紹介していきます!

揚げ油は再利用できる?

揚げ物料理を作った際に使用した揚げ油は、汚れや濁りが少なければ再利用することができます!

しかし、そのまま使うのではなく保存の際に工夫が必要です。

揚げ油を保存する際の手順を解説していきます。

簡単なのでぜひ挑戦してみてくださいね♪

<用意するもの>

  • 油こし紙
  • 保存容器
  • 目の細かい網じゃくし

<揚げ油の再利用の手順>

  1. 保存容器に油こし紙をセットする
  2. 揚げ油の大きめの天かすやパン粉などを目の細かい網じゃくしですくう
  3. 揚げ油を油こし紙の上から保存容器に入れる

たったこれだけで簡単に揚げ油を保存することができます!

油こし紙は別のもので代用することができるので、わざわざ新しく買う必要もありません。


代用できるものとしては、

  • コーヒーフィルター
  • キッチンペーパー
  • ザル
  • 茶こし
  • ティッシュペーパー

などが挙げられます。

自宅でコーヒーをよく飲むという方はコーヒーフィルターで代用することができますよね。

また、キッチンペーパーやティッシュペーパーは多くの家庭にあるものだと思うので、身近なもので代用できるということがよくわかりますね。

また、揚げ油をろ過するときは油が熱いうちに行ってください。

その後しっかりと冷ましたらフタをして、光が当たらない涼しい場所で保管しましょう。

家にあるもので簡単に揚げ油の再利用ができるので、揚げ物料理をした際はぜひやってみてくださいね♪

揚げ油を保存するのに適している容器はある?

ここまでは揚げ油を保存する方法について解説しました。

しかし今まで揚げ油を再利用したことがないと、どんな容器を使って保存すれば良いのかわからなくて困る…ということもありますよね。

そこで再利用する揚げ油を保存するのに適している容器を6つ紹介していきます!

  • オイルポット
  • ペットボトル
  • 牛乳パック
  • ホーロー製の容器
  • ステンレスの容器
  • 空き瓶

油の保存に特化しているものから、元々家にあるようなものまで幅広く紹介しますね。

ぜひ参考にしてみてください!

オイルポット

オイルポットは、揚げ油などの食用油を保存することに特化したアイテムのことです。

オイルポットを使うことで、酸化の原因となる直射日光などの光を避けて油の酸化を遅らせることができるので、揚げ油を保存するのに適しています。

また、油をろ過するための網やフィルターが付属されていることが多いので、あちこちから道具を集める必要がないのもポイント。

家で揚げ物料理をする頻度が多い人に特におすすめです。

ペットボトル

実は使用済みのペットボトルを揚げ油の保存容器に使用することもできます。

ペットボトルであれば簡単に用意することができますよね!

ペットボトルを揚げ油の保存容器に使う際は使い捨てにすることをおすすめします。

洗い物の手間も省けるので一石二鳥ですよ♪

しかし光を通してしまいやすいため、アルミホイルで巻いて暗い場所に保管をするようにしてください。

また、ペットボトルを洗った時の水分が残ってしまっていると使うことができません。

そのため、時間をかけてしっかり乾かす必要があります。

揚げ物をする前にあらかじめ用意しておくことが必要になるのでご注意ください!

牛乳パック

ペットボトルと同様に使い捨てができる牛乳パックもおすすめです!

しかもペットボトルと違い、透明ではないのでアルミホイルを巻く手間まで省けちゃいます。

ただ紙でできているため、他の容器と違い油がこぼれたり染み出たりする恐れがあるので、長期保存には向いていません。

短い期間で揚げ物をすることがある時におすすめの保存方法です。

ホーロー製の容器

ホーローはオイルポットにも使われているという特徴があります。

ホーローは熱に強く、においが移りにくいという性質を持っているので保存容器としてかなり優れものです。

またホーローを使った容器はおしゃれなデザインのものも多いため、自分の好きなデザインのものを使用できるとことも良い点ですね♪

しかしホーロー製の容器は衝撃に弱いため、落としたりぶつけたりしないように注意しながら使用しましょう。

ステンレスの容器

ステンレスは、熱に強くサビに強いため揚げ油を保存するのに適している素材です。

オイルポットのような円錐の形だと、空気に触れる面積が少ないためより保存に適しています。

バットのような四角い保存容器だと、使用した後に洗いやすいのでこちらを使用するのもおすすめですよ。

自分の好きな形の容器を探してみてくださいね。

空き瓶

ジャムなどが入っていたガラス製の空き瓶を使用するのもおすすめです。

ガラス瓶は密封性が高いため、油が酸素に触れにくくなり酸化しにくいという特徴があります。

しかし、ペットボトルと同様で光を通してしまうため、アルミホイルなどを巻く必要があります。

アルミホイルを巻いて、光が入りにくい暗い場所に保管するようにしましょう。

このように揚げ油を保存する容器には様々な種類のものがあります。

お店で買えるものから自宅にあるものまで使えるものはたくさんあるので、自分が使いやすいと思うものを使ってみてくださいね!

揚げ油の保存期間はどのくらいの長さ?問題はない?

ここまで揚げ油の再利用の手順やおすすめの保存容器についてお伝えしてきました。

揚げ油の再利用や保存の仕方はわかったけれど、「何回繰り返し使えるのかな?」「どのくらいの期間再利用して良いのかな?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、「揚げ油を何回使えるのか」や「揚げ油を捨てる目安」についてお伝えしていきます!

安全に揚げ油を再利用するためにしっかりと使用期間について知っておきましょう。

揚げ油の保存期間・使用回数

揚げ油の保存期間については、適切に保存をしている場合でも2〜3週間と言われています。

しかし1回の使用でも揚げ油の汚れ具合は変わりますし、調理方法や季節によっても変わってくるので、目安として参考にするようにしましょう。

使用回数については、どのような調理方法で料理をしたかにもよりますが、大体2〜4回再利用することができます。

肉や魚などのにおいや油分が溶け出しやすい食材を使用したときは、汚れるのも早くなってしまいます。

汚れや劣化がなければ問題なく再利用できそうですね。

こちらも揚げ油の状態を確認しながら再利用するかを検討するようにしましょう。

油が酸化してしまうと、においも味も悪くなってしまいます。

油が劣化した状態だと揚げ物がサクサクに仕上がらなくなってしまうので、質の良い状態の揚げ油を使用してくださいね。

揚げ油を捨てる目安

1回しか使用していない場合でも、以下のような状態になっている場合は揚げ油の再利用を控えるようにしましょう。

  • 油の色が濃くなっている、濁っている
  • 嫌なにおいがする
  • 油に粘りがある
  • 加熱すると細かい泡が出て消えない
  • 加熱をすると煙が出る

この状態になっている油は酸化して劣化している可能性があります。

当てはまっている場合は再利用せず廃棄するようにしましょう。

酸化した油には、遊離脂肪酸や過酸化物といった物質が増加しています。

これらは身体に良い影響を与えない物質なのでできれば摂取したくないですよね…。

また酸化した油を摂取すると胸焼けや吐き気を感じたり、お腹を壊してしまったりする人もいるようです。

再利用できる状態の油かどうかしっかり確認して使用するようにしてくださいね。

揚げ油の捨て方

何回か再利用した油や状態の悪い油を廃棄する時に、捨て方に困ったことはありませんか?

油は水道にそのまま流してしまうと排水管を詰まらせる原因異臭の原因になったり、水質を悪化させて環境に悪影響を及ぼしてしまったりすることがあります。

そのため正しい廃棄方法で適切に処理することが大切です。

油は液体ですが燃えるゴミとして出すことができます。

しかし液体のまま捨てることはできません。

使用済みの油を燃えるゴミとして出す方法を3つ紹介しますね。

  • 牛乳パックを使う
  • ビニール袋を使う
  • 市販の油処理剤を使う

順番に見ていきましょう!

牛乳パックを使う

使用済みの牛乳パックを使って処分する方法です。

<手順>

  1. 牛乳パックの口を全開にして綺麗に洗って乾かす
  2. 洗った牛乳パックの中に新聞紙やキッチンペーパー、古布などを詰める
  3. 冷ました状態の使用済み揚げ油を牛乳パックの中に流し込む(注意:自然発火を避けるために水も一緒に入れる)
  4. 紙パックの口を粘着テープなどでしっかりと止める

オイルポットの代用で牛乳パックを使用した場合、揚げ油を捨てる時にも使うことができるのでとても便利です◎

ビニール袋を使う

スーパーやコンビニなどでもらうビニール袋を使って処分する方法です。

<手順>

  1. ビニール袋に穴がないかを確認する
  2. ビニール袋に新聞紙やキッチンペーパー、古布などを詰める
  3. 冷ました状態の使用済み揚げ油をビニール袋の中に流し込む(注意:自然発火を避けるために水も一緒に入れる)
  4. 輪ゴムや粘着テープなどで口をしっかり止める

スーパーやコンビニで買い物をする際にもらったビニール袋を使用して揚げ油を処理することができます。

使い道に困っているビニール袋がたくさんあるという方はこちらの処理方法を試してみるのはいかがでしょうか?

市販の油処理剤を使う

ホームセンターやドラッグストア、通販などで手に入る市販の油処理剤を使うのもおすすめです。

使用済みの揚げ油が熱いうちに処理剤を入れて固めてしまえば、楽に処理することができますよ♪

お値段も300円ほどの安いものが多く、他に処理に必要なものを準備する必要がないので、時間をかけずにサクッと処理してしまいたいという方におすすめの処理方法です。

まとめ

  • 調理に使った揚げ油を再利用することはできる
  • 揚げ油を再利用するには適切な処理や保存をする必要がある
  • 家にあるもので簡単に揚げ油の保存の処理ができる
  • 揚げ油が酸化してしまうと味や仕上がりに悪い影響がある
  • 調理方法にもよるが、揚げ油は2〜4回繰り返して使うことができる
  • 揚げ油を処分するときは水道に流してはいけない

調理に使用した揚げ油は家にあるもので簡単に保存することができます。

状態が悪くなければ繰り返し使用することができるので、もったいないという気持ちもなくなるし経済的で嬉しいですね♪

使用済み揚げ油の取り扱いを知っていると、揚げ物料理にチャレンジしようという気持ちが湧いてきますよね!

まずは自分にとって簡単だなと思う方法で揚げ油の保存をしてみてくださいね。

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