栄養価も高く、美味しいアボカド。
アボカドはそのままはもちろん、ソースにしたり、お料理に入れても美味しいので、スーパーで見つけたら、私はついつい籠に入れてしまいます!
しかし、切ってみるとまだ硬かった、逆に熟れすぎていて食べられなかったなど、食べ損ねることもしばしば・・・。
アボカドの食べ頃を見極めるのは難しいと思いませんか?
アボカドには食べ頃になっていると分かるサインがあるのです!
アボカドの食べ頃になっているサインが分かれば、お店でアボカドを選ぶ時も困りませんね!
こちらでは、色やヘタ、硬さなど、アボカドの食べ頃のサイン、保存方法や追熟の仕方などもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
アボカドには食べ頃がわかるサインがある!

アボカドは、森のバターと言われるほど、濃厚でクリーミーな味わいが特徴の果物です。
また、栄養価も高く、健康にも美容にも良いとされています。
日本のスーパーなどで販売されているアボカドは、輸入物が多く、ほとんどがメキシコ産です。
アボカドは夏には花が咲き、秋に果実となるのですが、メキシコの気候では、年に4回収穫が出来るため、一年を通していつでもアボカドが手に入るのです。
美味しいアボカドがいつでも食べられるのは嬉しいですね!

メキシコ産のアボカドは、
3~6月が脂肪分が多く、濃厚で美味しい!!
アボカドは硬い皮に覆われていて、食べ頃かどうかを見分けるのはなかなか難しいです。
私もつい先日、買って2、3日経ったアボカドを食べようと思って切ったら、茶色く変色してしまっていて、食べられず、泣く泣く捨てたことがありました。
でも実はアボカドには、表面の皮の色やヘタの状態、硬さなど、食べ頃がわかるサインがあるのです。
このサインを見逃さなければ、美味しいアボカドを選んで食べることができますよ!
アボカドの食べ頃サインとは、アボカドの皮の色、ヘタが取れそうかどうか、触った時の硬さです。
下記にて、具体的に説明していきますね!
アボカドの食べ頃は色で見極める!完熟は黒くなった時!

アボカドの食べ頃が最もわかりやすいサインは、表面の色です!
まだ熟していないアボカドは表面の皮が鮮やかな緑色をしています。
熟すにつれて、だんだん緑色が濃くなり、完熟すると色が黒くなっていきます。
アボカドの表面の皮の色によって、食べ頃や、あとどのくらい追熟したら食べ頃かがわかるので、ぜひ覚えておきましょう!

黒くなったら食べ頃サイン!
鮮やかな緑色のアボカド
皮の色が、鮮やかな緑色のアボカドはまだ、熟す前のアボカドです。
新鮮で美味しそうに見えますが、まだ硬いため、常温で3~7日置いてから食べましょう。
ヘタを取り除き、箱に入れたままにするか、紙袋にいれて熟成するのを待ちましょう。
濃い緑色の斑点がでてきて黒くなり始める
アボカドに濃い緑色の斑点が出てきて、だんだん黒っぽくなってきたら、ほぼ完熟の状態です。
触ると少し柔らかくなってきたことがわかると思います。
あと少しで完熟するでしょう!
常温でもう2~3日保存しましょう。
皮の色が黒くなったら完熟‼
アボカドの色が黒くなったら、完熟&食べ頃のサインです!
すぐ食べない場合は冷蔵庫の野菜室で3~5日程度保存ができます。
その間にも熟成は進むので、柔らかさや皮のハリなどをチェックしながら保存しましょう。
アボカドの食べ頃はヘタと柔らかさでも分かる‼

アボカドはヘタの部分から熟していきます。
ヘタが取れそうなもの、取れているものは食べ頃です。
アボカドのヘタの周りを触ってみて、少し中にへこむくらいのものも熟している食べ頃のサインと言えます。
ヘタの状態と柔らかさでアボカドが食べ頃かどうかを見極めましょう。

ヘタが取れそうなもの、
弾力のあるやわらかさのアボカドは食べ頃!!
アボカドのヘタが取れそうなものは熟している
成熟するとアボカドのヘタは乾燥して取れやすくなります。
柔らかいアボカドが食べたい場合は、ヘタが取れたものか、触った時にすぐ取れそうなヘタのアボカドを選ぶことがポイントです。
ただし、ヘタと皮が浮いて隙間が出来ているものは、未成熟の水分量が多い状態で収穫され、そのまま乾燥してしまっている可能性があります。
また、ヘタが取れてしまっているアボカドの中には完熟しすぎているものもあります。
皮の表面の色、ツヤやハリ、柔らかさなどと一緒に総合的に判断しましょう。
優しく触ってみて柔らかく弾力があるかどうか
アボカドは熟すとだんだん柔らかくなります。
表面の皮が黒く、ツヤやハリがあり、触った時に弾力のあるものが熟していて美味しいアボカドです。
アボカドの皮を指で優しく押してみて、ゴムボールを触った時のような弾力があるものが食べ頃です。
また、指で押したときに固いものは、まだ熟していないアボカドです。
食べ頃になるまで、常温で3~7日ほど待ちましょう。
反対に柔らかすぎて、指が簡単に沈むものは熟れすぎていて腐っている場合があります。
表面の皮に張りがなく、しわが多いものも、熟しすぎている可能性があるので注意しましょう。
ただし、アボカドを指で押して熟成具合を調べる場合は、アボカドを傷つける可能性があるため、店頭のアボカドを指で押してチェックするのは避けましょう。
アボカドがまだ硬い場合の追熟方法
アボカドがまだ緑色で硬く、未成熟だけど早く食べたい!
そんな時は、バナナやりんごといった、エチレンガスを発生させる果物と一緒に袋に入れ、常温で保存しましょう。
エチレンガスの効果で熟成を早めることができますよ。
また、カットしたけど硬かった場合も、切り口にレモン汁をかけて変色を防ぎ、ラップをしてから常温で保存すると追熟させることができます。
空気に触れると、酸化して変色してしまうため、空気に触れないようしっかり密閉して保存してくださいね。
アボカドを食べ頃のまま保存できる?冷凍は可能?

アボカドは、5℃以下で保存すると低温障害で黒ずみやすくなり、27℃以上で保存すると、追熟障害で傷みやすくなります。
真夏を除き、20度前後の常温で保存するのが良いでしょう。
アボカドは追熟すると美味しくなる果物です。
完熟した食べ頃の状態で、3~5日は冷蔵庫の野菜庫で保存が可能ですが、日が経つにつれて、熟成が進み、腐りやすくなります。
食べ頃を逃して腐らせないよう、完熟したら早めに食べきりましょう。
アボカドを食べ頃で美味しい状態のまま保存するには、冷蔵庫の野菜室で保存するか、長期保存したい場合は、冷凍庫で冷凍して保存することがおすすめです。
また、保存する際に、アボカドの切り口にレモン汁などをかけておくと、変色しにくくなります。

真夏を除き、常温保存!
切った後は、レモン汁をかけて冷蔵または冷凍保存!
アボカドの冷蔵保存のポイント
完熟したアボカドは、常温で保存すると、さらに熟成が進み、腐りやすくなるので、常温ではなく冷蔵庫で保存しましょう。
乾燥を防ぐために、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室(7℃以下)で保存するのが良いでしょう。
ただし、注意して頂きたいのは、未成熟のアボカドを冷蔵庫で保存すると、低温障害を起こしやすくなるということです。
まだ完熟していないアボカドを一度冷蔵してしまうと、熟成が止まってしまい、常温に戻しても追熟しなくなってしまいます。
アボカドは、必ず常温で完熟させてから冷蔵庫で保存するようにしましょう。
完熟した後は、冷蔵すると追熟が止まるため、食べ頃のアボカドを長持ちさせることができます。
完熟のアボカドを長持ちさせるには冷凍もおすすめ!
完熟したアボカドを長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。
まるごと冷凍する場合は、保存用ビニール袋に入れて、冷凍庫で保存します。
カットしたアボカドは、レモン汁をかけて、ラップに包んでから、保存用のビニール袋に入れて冷凍庫で保存します。
どちらの場合も、約1カ月程度保存が可能です。
冷凍したアボカドを解凍する際は、水に浸すと食感が失われるため、自然解凍がおすすめです。
常温で20分程度置いて解凍し、皮が少し柔らかくなっていればOKです。
少し硬めの半解凍くらいでカットすると、包丁にも付きにくいので切りやすいですよ!
アボカドを予めつぶしてから冷凍し、そのまま解凍してディップソースとして使うのもお勧めです。
安い時にたくさん買って、食べ頃になった時に冷凍しておくのは、アボカドがいつでも使えて便利ですし、経済的にも良さそうですね!
私も、今まで冷凍保存の発想はなかったので、これから活用してみます!
まとめ

- アボカドには食べ頃のサインがある
- 色が緑色の物は未成熟で、だんだん黒くなると完熟して食べ頃になる
- アボカドは熟成すると柔らかくなるが、柔らかすぎると腐っている場合もあるので注意。
- アボカドは常温で完熟させること
- 完熟した食べ頃のアボカドは、冷蔵保存すると長持ちする(3~5日程度)
- 完熟した食べ頃のアボカドは、冷凍保存すると約1カ月保存ができる
- カットしたアボカドの変色を防ぐには、レモン汁をかけて保存するのが良い
栄養価も高く、そのままでも調理しても美味しいアボカド。
アボカドは、最近ではスーパーなどに行けば一年中買うことができます。
アボカドの食べ頃を見極めるには、いくつかのサインがあるのです。
食べ頃のアボカドを見分けるサインは、完熟して色が黒くなっていること、表面の皮にツヤとハリがあり、触った時に柔らかく弾力があること、ヘタが取れそうになっていることです。
アボカドの食べ頃のサインを知っていれば、すぐ食べたい時は完熟のアボカドを選んで買うことができます!
そして、使うまでに日数がある場合は、まだ未成熟のアボカドを買って自宅で追熟させるなど、召し上がるタイミングに合わせてアボカドを選ぶことができますよ!
アボカドの食べ頃サインを上手に見極めて、美味しいアボカドを食べましょう!
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