2歳頃のお子様って成長に伴い、目の前のことやママやパパのすることに興味を持ち、段々と色んなことに自分で挑戦したくなってくる頃ですよね。
その中でも料理に興味を持つ子も多いのではないでしょうか。
今回は、2歳のお子様に料理のお手伝いをしてもらう場合に気をつけたいこと、お手伝いをしてもらうことでお子様に与える影響についてまとめてみました。
料理に興味が出てきて、自分でしたがる2歳ごろのお子様がいらっしゃる方や、まだ料理のお手伝いは早いのではないかと悩んでいらっしゃる方!!
これを機にお子様に料理のお手伝いをお願いする第一歩を踏み出しませんか?
2歳児に料理のお手伝いが向いている理由
2歳のお子様に料理をさせるのは危ないのではないか?
みなさんが悩まれる大きな理由の一つです。
しかし、料理は多少順番を間違えてしまったり、ミスをしてしまっても、ある程度リカバリーができてしまうので、実は2歳ごろのお子様にもおすすめなお手伝いの1つです。
例えば、クッキーを作る時にバターの次に砂糖を入れるとレシピに記載されているとします。
しかし間違えて砂糖ではなく小麦粉を入れてしまったとします。
順番は間違ってしまっても、その他の材料のしっかり加え混ぜ合わせるとクッキーができますよね。
このように、失敗しても「〇〇すれば大丈夫」とポジティブに進められますよ。
もちろん、気をつけたいものもあります。
それは「包丁」「火」「バイ菌」「アレルゲン物質」です。
せっかくのお手伝いで、怪我をしてしまったり、体調が悪くなったりしてしまうと怖いですよね。
この部分に関しては、しっかりと根気強く何度も説明しておくことが大切です。
2歳児が料理をしたがる時に楽しむための4つのコツ
なんでも周りの人がしていることを真似したくなるのが2歳頃のお子様です。
危ないことをしてしまったり、物をぐちゃぐちゃにしてしまったり、あるあるではないでしょうか。
しかし、当の本人は真似してしっかりできているつもりです。
なかには思うように出来なくて、悲しかったり悔しかったりで、癇癪を起こして泣き喚くこともありますよね。
- そんな2歳頃のお子様と、楽しく料理を取り組めるようにする4つのコツがあります。
- 自分でやり切る満足感を大切に、出来そうなことからチャレンジ!!
- 頼りにしてることをアピールして、まだ出来ないから〜は言わない
- お子様の想像する力をうまく引き出す
- 失敗してもポジティブに!!
では、それぞれ見ていきましょう。
1.自分でやり切る満足感を大切に、出来そうなことからチャレンジ!!
2歳のお子様は自分でできた満足感が、難しいことをして得られる達成感より何より大切です。
ですから、難しいことにチャレンジするより、簡単に出来ることからステップを踏む方が、上手にできたという満足感がしっかりと得られます。
次回からも積極的にお手伝いをしてくれるようになり、色んなことにチャレンジしてくれるようにもなります。
2.頼りにしてることをアピールして、まだ出来ないから〜は言わない
1ではステップを踏むと伝えましたが、もしまだ早いかな?と思う難しそうなお手伝いの要求があった場合、まだ出来ないからママがやるね!とは言ってはいけません。
自我が発達する2歳頃のお子様は、どれくらい自分が認められているか、頼りにされているかに敏感です。
わかりやすい理由を伝え別のお手伝いを頼むと、希望通り出なくとも、意外とやる気満々で手伝ってくれます。
3.お子様の想像する力をうまく引き出す
想像力が活発になってくるのも2歳頃です。
さまざまな工程を、ママやパパも発想を柔軟にして色んなものに例えながら、説明していくとどんどん吸収していき、理解して納得してくれるようになります。
工程が終わっても、まだしたいと駄々をこねてしまった場合は「〇〇は寝んねだよ〜」などと声をかけてあげると良いですね。
4.失敗してもポジティブに!!
失敗してしまったとき、親からすると内心穏やかではないですよね。
しかしこういう時はグッと堪えて、「大丈夫だよ。次はこうしようね。」とポジティブに声かけをしてあげましょう。
2歳にもなると、失敗してしまった、間違ってしまったという事実を理解しています。
すでにやってしまったと思っているからです。
ですから、次に進めるような前向きな言葉をかけてあげれるといいですね。
2歳児と料理を一緒にするメリットは多い!!
2歳児が料理のお手伝いをするメリットは4つ挙げられます。
- 食べることの大切さを知ることができる
- 手先が器用にな
- 自尊心が膨らみ、自己肯定感が高まる
こちらも1つずつ見ていきましょう!!
1.食べることの大切さを知ることができる
料理を作る作業に加わり参加することで、食べることや食材に興味が沸き好きな食べ物が増えたり、料理や食材を作る方々への思いやりが出来たりと食育へと繋がります。
もちろん、食べ物を粗末にしてはいけないなど、基本的な部分も一緒に身についていくでしょう。
2.手先が器用になる
料理のお手伝いでは、ちぎったり、混ぜたりと、色んな動きを経験出来ます。
硬いものや柔らかいもの、短いものや長いものとさまざまなものを扱います。
料理のお手伝いは、細かい動きがたくさんありますので、自然と手先が器用になります。
3.自尊心が膨らみ、自己肯定感が高まる
2歳児は意思を持った一人の人として認めてもらいたいという欲求が大きくなる年齢になります。
料理のお手伝いを通じて、周りから喜ばれたり頼られることで、心が満たされて自分に自信がつきます。
そして自分は素敵な存在なんだ。自分は必要とされているんだ。と思えるようになるはずです。
まとめ
- 2歳児に料理のお手伝いが向いている理由は、失敗をしてもリカバリーがききやすい
- 「包丁」「火」「バイ菌」「アレルゲン物質」に気をつけよう
- 失敗してもポジティブに声掛けすることで楽しくできる
- 料理をお手伝いすることでできることが増えるメリットがある
- お手伝いで自己肯定感が高まり、心の成長にもつながる
2歳児と一緒に料理をするコツを意識することで、絶賛イヤイヤ期真っ只中のお子様とも円滑に楽しくお料理が進められるのではないでしょうか。
そして、料理のお手伝いをすることで、出来ることが増えて、ママ、パパが楽になるだけではなく、お子様自身の心の成長にもなります。
メリットの方が大きいですよね。
これを踏まえて、まだお手伝いは早いかなと悩まれてる方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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